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クイックステップのチーム勝利数

ブエルタが終わり、気がつけば世界選手権ウィークに突入。今年もやっぱりJスポでのライブ中継はないようなので、レース観戦は見送り。

さて、ここ数年世界選手権の最初の種目だったチームTTだけど、どうやら今年で最後らしい。チームTTという種目が個人的に結構好きだったので、これはちょっと残念である。その最後のチームTTを勝利で締めくくったのはクイックステップ

www.cyclowired.jp

7年間で4勝と、この種目とは抜群の相性の良さだ。世界選手権でチームTTを行うようになった2012年にトニ・マルティンがこのチームに加入したのも最高のタイミングだったな。で、この4勝で、すべてメンバーに含まれていたニキ・テルプストラが来年からチームを離れるというのも、なんだかんだと一つの節目を感じてしまうのである。

それにしても、今年のクイックステップの好調さはいったいどうなっているんだろう。ということを考えるのも、これで何度目かわからないのだけどw この日の勝利で、年間のチーム勝利数が69勝に達したらしい。で、ルフェーヴル爺さんのチームにとって、過去最多勝は、マペイ時代の71勝とのことで、その記録の更新も目前になっている。まぁ、今年のレースも残り少ないから、更新できるかどうかはまだわからない。

そんな話を耳にすると、一つ疑問に思うことがある。それは、過去の全チームにおいての年間最多勝はどのくらいなんだろうか?ということだ。ロードレースも歴史が長い競技だし、過去100年に渡っての記録までは把握するのは難しいのかもしれない*1。けれど、どうやら2000年代に入ってからの記録は、2009年のチームコロンビアHTCが達成した85勝らしい。

www.jsports.co.jp

今年のクイックステップの勝利数でも十分化け物じみていると思うのだけど、そのさらに上をいく85勝という数字。2009年といえば、自分がロードレースを観戦するようになった年だったこともあって、この年のコロンビアHTCについても結構覚えている。その中でも、ツールでの6勝については、映画「チェイシング・レジェンド」で映像になっているとおりだ。

チェイシング・レジェンド(特典DVD付き2枚組)

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チームの快進撃はツールだけでなく、他のグランツールやステージレース、ワンデーレースでも沢山の勝利を挙げている。まぁ、全盛期のカヴェンディッシュだけでなく、グライペルやボアッソンハーゲンも同じチームにいたんだから、他のチームからするとスプリントで太刀打ちできるわけないんだよねw

ちなみに、その85勝のうち、83勝についてはここで確認できる*2

www.procyclingstats.com

コロンビアHTCはこの年だけでなく、チームが解散した2011年までスプリントで敵なしの状態がつづいた。で、2012年以降、そのスプリントによる勝利量産路線を引き継いだのがクイックステップだった。それまでは、クラシック特化チーム(=ボーネンのためのチーム)だったのに対し、旧コロンビアHTCの選手やスタッフを受け入れることで、勝てる手段が一気に増えた。特に、ロルフ・アルダグとブライアン・ホルムという、スプリントを知り尽くした二人の監督の加入がチームに与えた影響は計り知れなかったと思われる。

クイックステップで勝利を量産するエーススプリンターは幾度となく変わっていったけれど、チームとしてスプリントをものにするためのノウハウがしっかり根付いていたんだろうね。去年キッテルとトレンティンが抜けた穴をヴィヴィアーニがここまで埋めてくれるとは、少なくとも自分は思ってなかったけど、こういう選手の入れ替わりがあってもびくともしない*3のは、本当に凄いことだと思う。

まぁ、この快進撃が来年も続くかはわからないけれど…、来年もクイックステップというチームの応援を楽しみたいなぁと思っている。とりあえず、はやくメインスポンサーが決まってほしいんだけどな…。俺、クイックステップが解散する事態になったら、ロードレース観戦をやめてしまう自信があるからね!

*1:競技としてのレギュレーションも変化しているので、単純に数字で比較しずらい面もあるだろうし。

*2:残りの2つがなんのレースなのかまではわからない。

*3:どころか、去年よりもチームの活躍が目立った1年だったわけで。