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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

自宅にあるもっとも古い本

最近、AKIRAが100刷を達成したという話題を目にした。
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36年経っても同じ漫画が増刷されてるのも凄い*1し、それで100刷なんだから本当に偉大な漫画なんだなぁと思う。

そういえば、自分が所有してるAKIRAは何刷なんだろうな?とふと気になったので確認してみたところ…、なんと初版だった。
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上京してまもなくの頃、無性にAKIRAを読み返したくなって、古本でまとめ買いしたような記憶がある*2んだけど、まさか初版本だったとはなぁ。定価1000円で消費税表記がないし、なんと東京の局番が3桁!何気なく本棚におさまったままだった漫画が、実はとても時代を感じさせる1冊だったことが判明した。

さすがに、自宅に存在する本では一番の年代物だろうな、と思いつつ、他にも色あせた本がいくつか眠っていたような…と思って部屋を見渡したところ、何冊か年代物候補が見つかったので、ついでに確認してみた。

まずはこれ。ラブコメ漫画の傑作!めぞん一刻
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これも古本で購入。シールによるとブックオフ。昭和62年ということは1987年なので、手持ちのAKIRAと比べると3年後。初版で比較するとめぞん一刻のほうが古いのだけど、自分が所有してたのは50刷。なにげに5年で50刷ってのも凄い気がするけど、案外当時のヒット作だとそのくらいが当たり前だった可能性も?この辺の事情は疎いのよくわからない。

次はこれ。銀英伝外伝の4巻。
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これも古本で購入。意外なことに、これも初版。記憶が正しければ、外伝1~3までは書店で新品を購入したのだけど、4巻だけ在庫がなくて古本で探したような気がする。

最後はこれ。昔ファミ通片山まさゆきが連載していた大トロ倶楽部。
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これも上京してから無性に読み返したくなって、古本探しをしたパターン。初版で1993年。本の痛み具合は一番酷かったけれど、刷られた時期は一番新しかった。

というわけで、自宅にあるもっとも古い本は、結局最初に確認したAKIRAの1巻らしい。しかし36年前の本かぁ…。あとは、古本で購入した本が案外初版である確率が高い、というのが意外な発見だろうかw

最近はもう紙の本を購入することもほとんどなくなって、初版がどうのとか何刷うんぬんみたいなことが気になることも全然なくなってしまった。でも、こうやって振り返ってみると、自分がどういうシチュエーションでその本を買ったのか、みたいな記憶も掘り起こされて、紙の本の良さって案外こういうところにあるのかもなぁ…なんてことを思った。電子書籍はとても便利なんだけど、本を読んだこと以外の記憶と結びつかない気がするんだよなぁ。

*1:これ、オリジナルが普通サイズのコミックスだったら、途中から愛蔵版とか別バージョンに変わっていったと思うのだけど、AKIRAの場合最初から愛蔵版みたいなサイズだったし、豪華バージョンを作りにくかったってのもあるんだろうな。

*2:ヤフオクだったかもしれない