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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

clubhouseについて思うこと

先週あたりから日本でも話題沸騰中のclubhouseというSNS。聞きかじったところによると、99%自分向きではなさそうなのと、そもそも招待してもらうアテもなかったので、まぁスルーでいいやと思っているわけなのだが…。

今日のチームミーティングの中で、ディレクターさんから「clubhouseに招待できるから、興味のある人は連絡してね!」と報告があった。むむ。招待してもらえるなら、興味がなくても一度は触ってみるべきか。使ってみたら、思いの外楽しい可能性だってゼロではないだろう。ちょっと逡巡したけれど、結局は招待してもらうのを見送った。

なぜこのSNSが自分向きではないと思うのか。それは、同期性の高いコミュニケーションツールが本当に苦手だからだ。ここでいう同期性の高いツールの最たる例は電話であり、ライブチャットなのだが、即時性が高くなればなるほどコミュ障の自分には敷居が高くなる。昔から電話が大嫌いだしな…。

もちろんclubhouseが電話と同じような代物ではないのは(たぶん)理解している。イメージとしては誰でも参画できるラジオみたいな感じなのかな?誰でもしゃべり手になれるし、しゃべるのが苦手でも聞き専としても参加できるみたいなので、それはそれで楽しめるのかもしれない。

たださ、現状アーカイブ機能がないらしいじゃないですか。そうなると、リアルタイムでルームに参加するしかないわけで、タイムテーブルというものがなくて玉石混交だろう世界で、本当に自分が参加したいルームを効率的に探し出す術がないってことになるのではなかろうか。今はそのカオスっぷりが楽しい!ってことかもしれないけど、そんなの何度か試してみて、面白くないルームに連続して出くわしたら、自分だったらすぐに飽きるか見限るだろう。

ただでさえ音声とか動画って、情報を摂取する速度のコントロールが難しいという性格があって、しかもそれがライブだと飛ばし飛ばし再生することもかなわないとなると、まぁ俺には使いこなせいだろうなぁというのが正直なところ。せめてアーカイブ機能が使えるようになって、面白いルームに後追いで参加できるのならまた印象が変わるかもしれないけど…今はレコードすることが禁じられてるなんて話も目にしたし、サービスの設計としてそこを補うつもりは今のところなさそうだよね。

なんだかんだとTwitterを長く使い続けられているのは、同期性が低くて*1、タイムラインの主要素であるテキストや画像は、情報摂取の速度や量を自分でコントロールしやすいからだと思っていて、clubhouseはその真逆っぽいので、そういうことをもろもろ考慮するとやっぱり99%自分向きではなさそうという判断になるのであった。

まぁそうは言っても、急にTwitterが廃れていって、clubhouseがそれに替わっていくようなことになったら、いつの間にか自分の言うことが変わっているかもしれないが…、たぶんそうなったらSNSをやめるような気もするんだよなー。やっぱりコミュニケーションはテキストベースがいいよ、俺は。

*1:そうじゃない使い方をしてる人も多いかもしれないけど