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JUNO/ジュノ

内覧試写で「JUNO/ジュノ」を観る機会に恵まれた。ワタシ、長いこと今の仕事やっているわりに、FOXの試写室に行くのって今回が初めてなんですよね。期待に胸を躍らせながらの鑑賞と相成りました。

さて、映画のほうの出来はというと…。これが抜群に素晴らしいのですよ!全米での大ヒット具合から、もっとドタバタした感じのコメディなのかなぁとか想像してたら、しっかりと作りこまれたドラマに仕上がっていました。何がいいかって、すべて良いです。決して大作感はない作品だけど、演出・演技・脚本のすべてにけちをつけられない完成度の高さと言ったらもう。ティーンエイジャーの妊娠という、見せ方一つでいくらでも重たくなるテーマをコメディでうまく包みつつ、主人公を取り巻く個性だったキャラクター達が、それぞれの見せ場をさりげなく演じきる姿に溜息。

特に、主演のエレン・ペイジは本当に見事でした。これ以上の配役は考えられないな…というくらいのはまり役。でもそれが作品の中で浮くわけじゃなくて、脇をしめる役者さんたちの調和が上手く取れていて、例えばお父さん役のJ・K・シモンズの良識だったり、同級生で結果として妊娠することになったセックスの相手役のマイケル・セラの素朴さとか、みんながみんな良い味だしてたと思います。

あとは、いろいろと散りばめられていたユーモアのさじ加減もいいですね。これは、同じくジェイソン・ライトマン監督作の「サンキュー・スモーキング」が好きな人にはたまらない感じじゃないかなぁ。試写室で声を上げて笑う人がいなかったので、ついつい遠慮しちゃいましたが、できれば何も気にせずに声だして笑いたかったかなぁ…w

というわけで、べた褒めなレビューになっちゃいましたが。本当に心温まるいい映画をみたなぁと思ってます*1。公開は6月頃らしいですが、是非是非いろんな人に鑑賞してもらいたいですねー。

*1:話は全然違いますが、「サイドウェイ」鑑賞後に感じた心地よい余韻と似たものを感じました。