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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

自分のブログで2016年を振り返る

今年は久々に、一年を通してたいしたブランクをつくらずにブログを更新し続けることができた。毎月平均10本程度のエントリーってのが、自分にとって無理のない更新頻度なんだろうな。

で、今年書いたエントリーを眺めているうちに、自分のブログで今年一年を振り返ることができそうなことに気がついた*1。ブログで書こうと思ったことすべてが文章にできたわけでもなくて、ネタを手元に寝かせているうちにタイミングを失うことなんかもちょいちょいあるんだけど、それでも自分にとって印象的な話題はそれなりに振り返ることができそうだ。ただし、時事ネタや芸能ネタ、それにパーソナルな話題はブログに残す習慣がないので、もっぱら自分の趣味や興味対象のジャンルに限定はされるんだけどさw

というわけで、今年印象的だった話題や、個人的なお気に入りをピックアップしてみた。どーん。

*1:例年、一年間に鑑賞した映画を振り返ることはしているけれど、ブログ自体を振り返るエントリーは残したことがなかった。

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ゲームの公式設定本

最近、気に入ったゲームに公式設定集が発売されるとついつい手を伸ばしてしまう。大抵3,000~4,000円くらいはするので、決して安い買い物ではないし、攻略本とは違ってそんなに繰り返し読み返すものでもないので、コストパフォーマンスが良いわけではないのだが…、それでも個人的には満足度が高いことが多い。

直近だと、ペルソナ5の公式設定画集と、FF14の世界設定集を購入した。

ペルソナ5 公式設定画集

コンビニで受け取ったダンボール箱が妙にデカくて、いったいどういうことなの?と思いながら箱を開けたら、まぢでデカい本なのね…w しかも500ページ。このサイズ、ページ数で3,000円(税抜き)というのは、本当に良心的だと思う。その見た目が虚仮威しじゃなくて、中身の充実っぷりも凄い。

ほとんどがペルソナ5の登場キャラのイラストで、シリーズの特色の一つであるペルソナ自体のイラストは少なめ。主人公キャラのプロフィールデータの掲載こそあれ、イラストごとの解説文章なんかはほぼ皆無という、なかなかに割り切った構成になっている。

実際にゲームで使用されたイラストを大きな誌面でじっくり堪能できるのも素晴らしいのだけど、そこに至る前の、各キャラの初期イメージ案も面白かった。キャラによっては完成形と全然違ってたり、場合によっては初期案のほうが良かったのでは?なんて思うキャラもいたりしてね。まぁ、それは好みの差が大きいだろうし、ゲームシナリオに合うかどうかまで考慮すると、完成形に落ち着いたのも納得できたりするわけだけども。

で、巻末の副島さんのインタビューで、副島さんが手がけるキャラにおけるカチューシャ枠の存在*1だとか、今回だと真がそのカチューシャ枠キャラだったと知ったわけですね。あれ?そもそも真ってカチューシャなんてしてたっけ?と思って、改めてイラストを確認してみると、三つ編みに擬したカチューシャをしてたんだ!っていまさら気づいたりね…w

あとはあれだ、ゲームでは没になってしまったらしい、髪を下ろした杏のイラストなんかも拝むことができる。女性陣に魅力的なキャラが多いゲームだったこともあって、自分の推しキャラのイラストを眺めるだけでも満足できること請け合いだ。

キャライラストにフィーチャーを当てている分、世界観のイラストや解説はおまけ程度なので、人によってはそこに不満が出るかも。そこは予め割り切った構成の本になっているので、こちらも割り切って読みましょう。amazonKindle版で冒頭を試し読みできるので、気になる人がそこでどんな本なのかチェックしてみるのも良いかも。

FF14の世界設定集

こちらは、ペルソナ5の設定画集とは対極をなすような濃ゆーい一冊になってます。とにかく文字、文字、文字!一つのイラストに対して、そのイラストと同じくらいの場所を使った解説文が待ち受けてます。例えば、主人公キャラとして選べる種族のうち、エレゼン族にたいする解説ページはこんな感じ。

f:id:shaw:20161231004641j:plain

しかも、目次で章立てされている内容(世界、歴史、種族、都市国家と地域、組織と人物、ジョブ、獣人と蛮神、エオルゼア博物誌)通り、FF14を構成している世界設定がすべて網羅されているという…。正直、どこから読み始めればいいか困惑するレベルなのだけど、これはもう興味をもった項目から自由に眺めていくのが良いんだろう。

FF14のメインシナリオは、面白いときと退屈なときとで結構差があるんだけど、サブシナリオとかで触れられる話には興味深い世界背景が描かれていることが多くて、それをさらに深掘りしたくなった時には最高のお供になると思う。過去のPLLなどで、世界設定班(マイケル氏、織田氏、石川氏)がゲストで登場した時に聴けた話が面白かった人にはたまらない一冊だと思われる。かくいう自分もそんな一人で、世界設定本を作りますという話になったときから楽しみにしていたのです。で、まだそれほど読み込めていない状態でいうのもなんだけど、その期待を裏切らない充実度になっているのは間違いなさげ。

できれば、もっとFF14をがっつり遊んでいたときに読みたかった一冊ではあるんだけど…、新生されてから結構な時間が経過し、その分積み重なってきた設定量があってこそのこの本であることを考えると、今になって出来上がったのも当然だとは思うんだけどさ。

www.famitsu.com

*1:ペルソナシリーズだとかキャサリンだとか、副島さんがイラストを担当してるゲームを全然遊んでこなかったので、知りませんでした

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「七王国の騎士」読了

感想はおおよそTwitterで触れたとおり。




氷と炎の歌本編の、重厚長大すぎるボリュームがゆえに避けてきた人こそ、一度手にとってみてほしいファンタジーかもしれない。

七王国の騎士 氷と炎の歌 (早川書房)

七王国の騎士 氷と炎の歌 (早川書房)

以下、少しだけ感想の補足。

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物持ちが良すぎる問題

古いデータを探すため、自宅のデスクトップPCに眠っているファイルを発掘していたところ、2008年に撮った動画ファイルが見つかった。野郎4人でキャンプ場に行き、そこでくつろぎながら飯の準備をしてる様子とか、酔っ払いながら焼肉を食べてる姿とか、まったくもってどうでもいい内容がおさめられていた。8年前の動画に懐かしさを覚えつつ、そこに写っていた自分の姿をみてふと気がついた。この時に着ていたTシャツ、今もまだ現役では…?

似たようなTシャツの可能性も否定できないのだけど、あのカーキ色のTシャツを繰り返し購入した記憶もないし、おそらく8年間ずっと現役を通してきたに違い。どれだけ気に入ってるんだよ!というよりも、いくらなんでも物持ちが良すぎるのでは?俺…と思った。

自分の服装に関しては、そもそも普通のファッション感覚を持ち合わせていないので、新しい服を購入する頻度がとても低い。穴が空いたとか生地が伸びたとか、明らかに劣化したと思うまで捨てることが出来ないことも自覚しているのだけど、いくらなんでも劣化しやすいシャツという製品を8年間も使い続けているのはどうなんだろう…。というか、例のTシャツはすでにひどくくたびれているので、それがまだ現役なのがあきらかにおかしい。

なんというか…。長く使い続けたものって、かえって捨てるに捨てられなくなっていくんだよね。今まで苦楽を共に過ごしてきた戦友を見捨てられないというか。つまり断捨離が出来ないタイプなのです。

思えば自分の部屋には変化が少ない。上京してすぐに購入した家電で今も現役な物(洗濯機や冷蔵庫など)はすでに15年選手だし、腕時計もずっと同じものを使い続けている。電子レンジや炊飯器にいたっては大学の頃から使い続けているので、なんと18年選手だ*1。本やゲーム、DVDとかも捨てることができないので、増えることはあっても減ることは滅多にない。服なんかは劣化することがある分、我が家の中では若干流動性があるほうではあるのだけど、常人と比較するとはるかに代わり映えがしないし…。

正直、今の部屋だと収納キャパの上限に達している*2ので、新しいものを増やすことが難しいのだけど、逆にそのことが常に念頭にあるから、場所をとるアイテムを衝動買いせずに済んでいるという側面も否定できない。できればもっとゆとりのある広い部屋に引っ越したい気持ちもあるんだけどさ、引っ越しする手間を考えると億劫すぎてその気になれない段階に突入している。

おそらく、いざ引っ越しをしようと思ったら、さすがに思い切った断捨離が実行できそうな気もするんだが…、今住んでいる場所に不満がないこともあって、なかなかその気にならないんだよなぁ。今年の秋に契約更新もしちゃったしな。せめて、日頃からもうちょっと断捨離できるようにならねば。今年の大掃除はこころを鬼にして挑みたい。

*1:一人暮らしを始めた大学2年の時からの戦友になる。自炊の頻度が低いから、今も生き残ってる説が有力だけどな

*2:壁に棚とかをつける工夫をすれば、まだ余地はありそうだけど

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Kindle Paperwhiteを購入した

つ、ついに購入しちゃったよ。しかも広告なしのマンガモデル!いよっ!!太っ腹!!!

Kindle Paperwhite 32GB、マンガモデル、Wi-Fi 、ホワイト

Kindle Paperwhite 32GB、マンガモデル、Wi-Fi 、ホワイト

新製品が発売される度、そろそろKindle端末を購入しちゃおうかなぁ…?と悩みつつも購入を見送ってきたワタシですが、もう悩むのに疲れてしまいました。なんて後ろ向きすぎる理由ではなくて、Twitterのフォロワーさんが購入して絶賛しているのをみて羨ましくなったから…とか、Kindle漫画を読むのに使ってきたiPad2のスペックがいよいよ厳しくなってきて、その代替品が必要になってきたとか、まぁ理由はいろいろです。強いて言えば、このレビューが決定打だったかもしれない。

【山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ】ページめくりが3割高速化、ストレージ容量が8倍になった「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」 ~実際に容量めいっぱいまでマンガをダウンロードしてみた - PC Watch

手元に届いたのは22日帰宅時。以下、数日間触ってみての感想ですよっと。

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JRAの2016年開催最終週

有馬記念が終わって、今年の競馬が一段落ついた*1。最終週は有馬記念含めて実に見どころが多かった。

などなど。

*1:まだ東京大賞典は残ってるけど

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ジェットブラックの思い出

あなたは、ジェットブラックと聞いて何を思い浮かべるでしょう。iPhone7?PS4?私は1頭の競走馬を思い出してしまう。

db.netkeiba.com

生産者ノーザンファーム、馬主キャロットファームとある通り、キャロットクラブの一口募集馬ですね。そう、私もこの馬に一口出資していたのです。一口9万円。

キャロット会員になって二回めの出資馬募集で、この馬に出資することを決めたときは、

  • 前年は牝馬に出資したので、牡馬に出資したい。
  • 父ロブロイの種牡馬成績には不安ありも、牝系の調子の良さに惹かれた。
  • 何と言っても雄大な青毛の馬体が募集時からかっこよかった。

あたりが決めてだった気がする。

デビュー戦は芝の中距離戦をつかって6着。明らかに末脚に切れがないようにみえる。続く未勝利戦では2桁着順。芝に見切りをつけてダートに路線変更をするも、うだつの上がらない成績のままスーパー未勝利を迎え、そして終戦。

地方に転出してからの成績については、長いこと気にかけていなかったのだけれど、しらばくたってからnetkeibaの成績一覧を確認してみて唖然とした。4歳になってから、まず1勝目をあげるためにちょっと無理をするのは仕方ないのかもしれない。けれど、その後もほぼ毎週のように連闘を続け、勝ち星から見放されたまま走り続け、そして8月の敗戦を最後に音沙汰は途切れた…。この成績だし、その後どうなったのかはおそらく想像どおりなのだろう。

地方競馬でのレースの使い方がこういうものなのか、転出先がたまたまそういう環境だったのかはよくわからない。それでも、地方競馬の闇をみた気持ちになった。普段、中央競馬の華やかな面しかみていない分、余計に重たい現実に思えてしまった。

前年に出資した二頭*1は、ともに未勝利戦は勝ち上がり、その後もクラスの壁にぶつかりながらもそれなりに堅実に走ってくれて、それはもう応援のしがいがあった。対して、ジェットブラックは中央では未勝利で終わってしまい、もともと出資額も高めだったこともあってか、とても苦い記憶が残った上、その後で競馬というスポーツの暗い面も見ることになった。そのネガティブな記憶がね、ジェットブラックという色名をみるとムズムズと蒸し返してくるわけですよ、困ったことに。そのたびに感傷的になるわけじゃないし、過去の話として割り切ったつもりではあるんだが…。

日常生活で頻繁に目にする単語ではないんだけどさ、PS4とiPhone7という、エンタメ系のガジェットに接する限りは一切目にしなくなることもない単語でもあるので、地味に悩ましかったりする。むーん。

PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)

PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)

*1:サンブルエミューズ、ヨゾラニネガイヲ