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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

ケンタッキーダービー


2016 Kentucky Derby presented by Yum! Brands

ラニは9着。結果だけみると、こんなもんかぁ…という着順ではあるのだけど、そもそもこのレースに海外馬が参戦するということからして大変なことっぽい*1うえに、1桁着順というのは実に素晴らしいことだと思われる。

海外競馬については、日本調教馬が遠征するレースの実況中継が観ることができるときだけ観戦する程度、普段はまったく関心を持っていないので、今回のケンタッキーダービーも相手関係はわからず。ただ、このレースへの出走が、スキーキャプテン以来日本調教馬としては2頭目の快挙ということ、GCでは実況中継がなかったけれどもラジオNIKKEIがライブ実況をしてくれるということで、日曜日の朝から早起きしてラジオを聴いてた。

Twitterでは、#ラジニケケンタッキー というハッシュタグを使って応援ツイートが行われていて、レース発走前後には一時トレンド入りしていたくらいなので、競馬ファンは結構な人が朝からラジオに耳を傾けていた模様。

また、ニコ生でケンタッキーダービーのテレビ中継を流してくれている人がいた*2ので、ラジオと平行して流していたのだけど、発走予定時刻の直前になって追い出されて、その後再入場できなかったので、ライブ映像は諦める。意地でもプレミアム会員にはならないスタンス。

レースは無敗のまま駒を進めてきたナイキストが1番人気に応えて勝利。順調ならプリークネスSも勝ちそうな印象。鬼門は、過去何頭もの二冠馬を苦しめてきたベルモントSになりそう。

さてラニ号だけども。レース後の調教師や騎手のコメントにもあるとおり、アメリカダート戦の速いペースについていくことが出来ず、後方からのレースに。最後の直線でのびたものの、流石にあの位置からでは勝負に絡むことは無理でしたね。たいして直線の長い競馬場でもないみたいなので、四角で好位につけていないことにはどうにもならないっぽい。このレースに勝つには、道中から前につけるスピードと、最後までばてないスタミナとの両方が必要だということですね。さすがアメリカ最高峰のレースの一つ。日本から遠征して勝利することがもっとも難しいレースなのだなぁとひしひしと感じました。

で、ラニはこの後、このままアメリカに残ってベルモントSを目指すとのこと*3。レースの距離が延びること、コースが広くなること、そして一度アメリカのダート戦を経験したことが、ラニにとってどのくらいの上積みになるか。馬自体は物怖じをしないというか、周りから化け物扱いされているそうなので、そもそも環境の違いをあまり苦にしないタイプなのかもしれなけどなw

keiba.blog.jp

仮に今後二冠馬になったナイキスト相手に、最後のベルモントSでラニが土をつける、なんてことだって出走する限り可能性はゼロではないわけです。まぁ、ケンタッキーダービーでつけられた差は決定的なものだけど…、ラニの意外性だって捨てたもんじゃないよね。なんといったって、UAEダービーの勝利だって関係者はいざしらず、ファンにとってはかなり意外な結果だったと思うわけですよ。少なくともわたしはすごくびっくりした。意外性だけで勝ち負けできるレースじゃないことはわかっているのだけど、こんな妄想で楽しむことができるのだって競馬の一つの楽しみ方なわけだし、今は夢を見させてもらいましょう。

*1:今年の場合だと、出走20頭中アメリカ馬が19頭

*2:このチャンネル、これまでにもちょいちょいお世話になっているのだけど、ソース元ってどうなってるんだろうなぁ…。限りなく黒に近いグレーな行為な気もしてはいるのだけども。

*3:調子次第ではプリークネスS参戦も?という選択肢もあるようだけど