Shaw's Home Page(本館)

自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

映画の邦題

邦題がひどすぎると絶賛炎上中のあの作品、急遽邦題が変更になったという話を聞いて、さもありなんと思いながら笑っている。さすがに配給会社側も、この炎上っぷりをスルーすることはできなかったか。最初にこの邦題に決まったと耳にした時は、さすがにこれはひどいと思ったもんな…。

以前、この作品の日本公開に関する裏話をちらっと耳にする機会があって、さすがにここで書ける内容でもないんだけど、その話をしてくれた方もうんざりしきっていたからなぁ…。ほんと、どうにかならないもんなのかね。

POGのドラフト会議(2017年シーズン)

ダービーが終わったと思ったら、翌週末には次シーズンのドラフト会議が待っているので、のんびりする暇もないわけですよ。前シーズンは惜しくも優勝を逃してしまったけれど、好調であったことには違いがないので、この勢いをそのまま持ち越したいところ。ちなみに参加メンバーは前回と同じで10人。入れ替わりはなし。

新シーズンに向けての悩みどころは、やっぱり新種牡馬をどうみるかだろう。牧場や育成から聞こえてくる噂がどこまであてになるのか…、それがわかれば苦労しない。ただ、新種牡馬を積極的に指名して成功した記憶って全然ないから、結局はディープとキンカメ、あとはハーツクライの評判馬を中心視してリストを作成してみる。あとはドラフト会議で他のペーパーオーナーのみなさんがどういう指名をするかをみながら、臨機応変にいくしかないだろう。と、いつも思うんだけどさ、当日ドラフト会議が始まるとついついお酒がすすんじゃうから、途中から酔った勢いだけで指名しちゃうんだよな。こればかりはどうしようもない。

で、昨日ドラフト会議が終了。今年はこんなメンツで戦うことになりました。

  1. ヘンリーバローズ(母シルヴァースカヤ)
  2. ヴェルテアシャフト(母ヒルダズパッション)
  3. ウィキッドアイズ(母ウィキッドリーパーフェクト)
  4. ルーカス(母メジロフランシス)
  5. ステルヴィオ(母ラルケット)
  6. ダノンフォーチュン(母ペニーズフォーチュン)
  7. ザスリーサーティ(母ツーデイズノーティス)
  8. ミカリーニョ(母ミスエーニョ)
  9. ダノンパーフェクト(母スパークルジュエル)
  10. ダノンカイザー(母ゼラスキャット
  11. スワーヴアラミス(母ベイトゥベイ)
  12. プリヒストリー(母アーキオロジー)
  13. ジェネラーレウーノ(母シャンハイロック)
  14. ロックディスタウン(母ストレイキャット)
  15. アイスバブル(母ウィンターコスモス)

直前まで1位指名をフラットレーにするかヘンリバローズにするかで散々悩んだけれど、藤沢厩舎の馬が2年連続でダービーを勝つこともないだろう、という怪しい判断基準のもとヘンリーバローズでいどむことにした。あわよくば、ハーツクライ産駒を1位で指名することをみんな躊躇するかも…という淡い期待もあったんだけど、まぁ現実はそんなに甘くないよね。フラットレーは二人が競合、逆にヘンリーバローズは単独指名成功だったんで、ちょっと読み違えたわけだけど、まさか単独指名になるなんて思わないじゃん…。

ディープインパクト産駒は今年も7頭指名。うち5頭の馬体重が500キロ超え*1。さらにうち4頭は優駿POG特集掲載馬。つまりこのツイートをそのまま実践したわけですな。今年もうまくいけばいいのだが。それとあれだ、今年はもうダーレーの馬は指名しないぞ!と思っていたはずなのに、気がつけば1頭指名に紛れ込んでやがる…!だってさ、ダーレーがディープをつけたとか、期待しちゃうじゃない。今まで指名してきた、素性はよくわかっていないけれど、良血馬らしいからホームラン狙いという作戦とは違って、兄弟に実績馬のいる肌馬なので、今回こそは走ってほしいところだが、はてさて*2

で、今日の新馬戦でステルヴィオが勝利して、幸先の良いスタートをきれた*3わけだけど、他の馬もそれに続くことはできるだろうか。来年のダービーまで通年で楽しめるといいけどな。G1勝利という目標はようやく達成できたことだし、次はダービー勝利、そしてPOG優勝を狙いたいけど、さすがにこれは欲を出しすぎかなぁ…w

*1:残りの2頭は馬体重不明。多分そこまででかくない気はしている

*2:プリヒストリーが全然走らないようであれば、来期こそは本当にダーレー枠は廃止する。絶対にだ。

*3:ロードカナロア産駒がマイルも普通にこなせた、どころかこの時期の新馬戦としては破格の勝ちタイムだったので、期待以上の結果だったといえる。

日本ダービー終了、そしてPOGの結果の行方

今年も、競馬の祭典である日本ダービーが終了。今年は、POG指名馬を2頭送りこめたこと、そのうち1頭は1番人気に支持されたこともあって、個人的にレース前のテンションは近年最高だったと言える。

というわけで、最大の注目は青葉賞馬アドミラブル。デビュー戦で惨敗した時はぐぬぬ…と思ったけれど、3月の復帰初戦で快勝。その時に、実は喉なりの手術明けだったことを知る。続くアザレア賞も楽勝。



ダービートライアルとなった青葉賞は競馬場で観戦。ちょうどパドックの時に強めの雨が降り始めたのにめげず、最前列に陣取って出走馬を眺める。アドミラブル、雰囲気ありすぎだろう…。

www.instagram.com

馬券は、単勝オッズが低すぎたので応援馬券(100円)だけの購入に留めた。で、レースはまたもや圧勝。これは…。ただ、今になって振り返ると、この青葉賞で雑なレースをしたことが、ダービーでツケとなって返ってきた感じはあるけれど。

そもそもデビュー戦で惨敗した馬が、ギリギリのタイミングで復帰してダービー出走までこぎつけたのだから、もう十分活躍したでしょ!という気持ちもあったのだけれど、人間チャンスがあると欲も出てくるもので…。

皐月賞でアルアインが勝利したこともあって、かれこれ10年近く続けてきたPOGで初めて優勝の芽が出てきた。アルアインかアドミラブルがダービーで勝利できればPOG優勝、または2着でも優勝できるかもしれない位置につけている。ただし、他のペーパーオーナーの皆さんもダービー勝利できそうな馬を抱えているし、勝利されると逆転される差でもある。これはドキドキするシチュエーションになってしまったぞ…!

というわけで、もちろんダービーも現地観戦してきたわけです。1番人気はアドミラブル。大外枠をひいてしまうというとんでもないハンデを負ってしまったにもかかわらず、それでも実力を買われたことになる。アルアインは4番人気。馬体重発表で、有力馬の1頭スワーヴリチャードが-12キロというのが明らかになる。これがレースにどう影響するか。

パドックではどの馬もよく見える。アドミラブルは二人曳きで、やたらとゆったり歩いている。すぐに前の馬との間が空いていくので、コーナーで若干ショートカットをして距離を詰めている。青葉賞の時はそんなことなかったような…?これが、良い兆候なのか、悪い兆候なのか。もちろん判断はつかない。

で、馬券をどう購入するかでめちゃくちゃ悩む。どうせなら当てたい。けれど、どの馬にも勝機ありにみえるし、それで馬券を手広く買おうものなら、当たってもたいして儲けられそうにないし…。結局、いつものように応援馬券だけ購入する。アルアインとアドミラブルのワイド馬券で勝負だ!


2017/05/28 第84回 東京優駿(日本ダービー)(GⅠ)【レイデオロ】

むーん。横山典の野郎…。いくらなんでもペース落としすぎじゃ…。もちろんマイスタイルを勝たせるための渾身の作戦だったろうし、結果4着に残しているから作戦は見事にはまったと言える。そして、ルメールを除いた他のジョッキーは完全に硬直状態に陥ってしまった。こういう展開で真っ先に動くのはデムーロが得意とするところだと思ったけれど、大外枠をひいた影響か、1番人気の重圧か、道中では動くことができず。ひょっとすると、青葉賞で早めに捲くった競馬が雑すぎたという声に、デムーロも思うところがあったのかもしれない。

当然、こんなスローペースになってしまうと、直線に入った時点での位置取りの差がもろに明暗の分かれ目になってしまう。アドミラブルは直線外から伸びはしたものの3着確保が精一杯。道中好位につけていたアルアインもなぜが直線に入るところでそれを活かしきれず、掲示板確保が精一杯。結果論だけども、両馬とも乗り方一つでもっと違った結末になりえた感が強いので、レースが終わった後もやっとしたものがなかなか晴れなかった。せめてもうちょっとペースが流れてくれたらなぁ…。

で、ダービーで優勝したレイデオロのペーパーオーナーに、最後の最後に逆転された。わかっちゃいることなんだが、やっぱりダービーの優勝賞金はPOGバランスブレイカーである。

むーん、あと一歩のところで優勝を逃したこの悔しさと言ったら…。とは言っても、POGなんてドラフト会議のあとは指名馬の活躍を見守るだけで、このゲームに自分から介入できることは何一つないわけで、いくら悔しさをにじませたところでどうにもならないんだけどw せめて、今週末に行われる来期POGのドラフト会議にて今年以上の活躍馬を見出して、溜飲を下げることができればよいのだけど、ドラフト指名が成功したかどうかの判断なんて、半年は経過しないとわからないしなー…。

ま、なんだかんだ言って、POGで初めてG1を勝てたこと、ダービーで一番人気に支持されたことは大きな励みにはなった。できるものなら手応えのあるドラフト会議になれば良いのだけども。え?作戦だって?

祝!エルフの血脈続編の邦訳決定!

ちょっとちょっと早川さん、いったいどうしちゃったの!!いや、もちろん嬉しい悲鳴なんだけど!!!


www.hayakawa-online.co.jp

かれこれ7年前に、魔法剣士ゲラルトシリーズの第1巻として発売された「エルフの血脈」、私も読んでいてですね。

shaw.hatenablog.com

まだウィッチャーシリーズとしてゲームが有名になる前なので、どういうきっかけで手を出してみようと思ったのかは覚えていないのだけど。ただ、読んでみた感想で「キャラクター描写がよく出来ていて」と書いているように、キャラが魅力的なのがとにかく印象的で。

で、続きが気になるところで終わっていたので、続きがでることをずーっと待っていたのだけど…見事に打ち切られてしまったのであった。結構未練がましく、続きはでないのか!?ということをこのブログでも書いてきたんだよなw

shaw.hatenablog.com
shaw.hatenablog.com

そして数日前、Netflixでドラマ化決定というニュースを目にしたときにもこんなツイートを。なんてタイムリーなんでしょう。

過去早川には、海外ファンタジーのお気に入りシリーズで、何度も打ち切りの憂き目にあってきたけれども、今回みたく一度打ち切られたシリーズが復活したパターンってどのくらいあるんだろう?どうやら原作2巻の邦訳版は8月に発売されるみたいなので、流石にドラマ化が決まって急遽決定したわけじゃなくて、もっと前から動き出していたんだろう。でも、ゲームのウィッチャー3が大ヒットして高い評価を受けても、しばらく続刊のうごきはみられなかったわけで、いったい何が引き金になって続きを出すことに決めたのか、気になるといえば気になるところではある。

amazonのカスタマーレビューなんかでも、ゲーム経由でこの原作小説のことを知って、それから小説のファンになった人も多いようだし、早川に続刊リクエストが多かったので、そのリクエストに応えたって考えるのが一番単純ではあると思うけど、それだけで商売になるという判断を下すかなー…。

ま、何はともあれ続きが日本語で読める、という事実はかわらないので!どうやら既刊「エルフの血脈」も新装版で発売するってことだし、俺ももう一度書い直そうかな?*1 2巻を邦訳したものの、売上が振るわずにまた続きが読めなくなるのも悲しいしなぁ…w あと、できれば今回はKindle版も出してほしいけど、どうなるかなー。

そうそう。この勢いで、ブラッド・ソングや盗賊ロイス&ハドリアンシリーズも続きを出してくれて良いんですよ、早川さん。ゲーム化やドラマ化でファンが増える、というのが打ち切りタイトルの復帰条件だというのであれば、道は険しそうだけどな…。

ブラッド・ソング? 血の絆

ブラッド・ソング? 血の絆

王都の二人組 (盗賊ロイス&ハドリアン)

王都の二人組 (盗賊ロイス&ハドリアン)

*1:まだ手元にあるんだけど。

続きを読む

冷や汗

久々に、リアルな冷や汗を大量にかいた。

事の起こりは昨夜。仕事帰りに久々に地元の友人と会って、酒を飲みながらずっと競馬の話でもりあがる。それなりに酔った状態で、楽しい気分のまま帰宅。時間は0時ちょっと前。靴を脱ぎかけの途中で、そう言えばamazonから荷物到着の通知メールが届いてたけれど、コンビニで受け取るのを忘れていたな…と気づく。来た道を引き返すのも面倒だなー、という気持ちと、でもさっさと受け取っちゃいたいなー、という気持ちがせめぎ合う。普段なら面倒さが勝って、明日明日ってなるところ、酔っていたからかわからんけど、やっぱり荷物を受け取りに行こうと決意する。ドアを開けてから、財布を持っていないことに気づく。微妙にドアを開けたまま、財布に手を伸ばす。手が届きそうで届かない。中途半端にドアを開けた状態を維持していたら、なにやら自動ロック装置がウィーンウィーンと動いている。そのまま何秒か経って、いきなり鳴り響きはじめる防犯ブザー。え!?なにこれ!どうしよう!

意外と大きめな音でピー!ピー!と鳴り響く。でも止め方がわからない。とりあえずドアを閉める。ドアの内側にある自動ロック装置についているボタンと押してみる。反応なし。長押しも試してみる。反応なし。自動ロックがかからないうえに、防犯ブザーは止まらない。手動で回すことのできるレバーを使って、手動でロックとロック解除はできた。でも防犯ブザーは止まらない。いかん、防犯ブザーの解除方法が本格的にわからない。

けっこう酔っていたはずだけれど、もうそれどころではい。時間も時間だし、近所迷惑にしかなっていない。とにかく焦る。冷や汗をかき始める。かなりテンパっている状況ではあるけれど、とりあえず状況を整理しようと頑張ってみる。

  • ずっと防犯ブザーがピーピー鳴っている。
  • 一応ドアを閉めることはできている。
  • いつもだとドアを閉めると自動ロックがかかるのだけど、今は自動ロックがかからない。

最悪な状況は、家の中に入ることができず、さらに防犯ブザーが鳴っている状況だと思うのだけど、少なくとも家の中に入ることは出来ている。で、やらないといけないことは、防犯ブザーを止めることと、自動ロックがかかるようにすること。おそらく自動ロックが機能していないのは防犯ブザーがなっているからだろう、と推測すると、どうやら防犯ブザーを止める方法さえわかれば良いに違いない。でもその方法がわからない。

となると、次にすべきは自動ロック装置のマニュアルを探すことだ。おそらくここまで思いたるのに、すでに2分は経過している。マニュアルが家のどこかにあることはわかっている。それは、数年おきに電池交換が必要になったタイミングで、いつもマニュアルを参照しているからだ。なので、どこにマニュアルがあるかも検討はついている。ついているのだが…。

いざ探してみると見つからない。酔っていること、焦っていることで、とても平常心ではなかったことも影響して、落ち着いて探せばすぐにみつかるだろう場所に保管していたのにもかかわらず、見つけるのにたぶん2分くらいかかっている。そしてようやく見つかるマニュアル。もちろん機能は多くないので、マニュアルのボリューム少ない。少ないのだが…。

パラパラとマニュアルをめくっても、防犯ブザーを止める方法がみつからない。というか、テンパっていたあまり、マニュアルに書いてある図や文字が頭に入ってこない。あかん!落ち着け、落ち着くんだ、俺。深呼吸してからもういちどマニュアルを開く。目次らしきページを読み直す。ようやく防犯ブザーという文字を認識する。防犯ブザーの音量設定や時間設定方法が書いてある。そして!ようやくみつかる解除方法。

「もう一度ロック解除カードをかざすか、暗証番号を入力しなおしてください」

…防犯ブザーの不吉な音に焦るあまり、一番最初に試すべき、正規の解除方法を試していないじゃないの!俺はいったいなにをやっていたんだ!!

そして、急ぎドアを開けて解除を試そうとした瞬間、防犯ブザーの音がピタッととまった。な、何が起きているんだ…。そう言えば、さっきマニュアルで防犯ブザーの時間設定について記述があった気がする。デフォルト設定は5分。そう、つまり防犯ブザーがなり始めてから5分経過して、防犯ブザーは自分の役目を終えたのだ。テンパっていたあまり、もっと長い時間が経過していたようにも感じられたけれど…どうやらあわあわしていた間に5分経過したということなのだろう。

防犯ブザーがとまってから、恐る恐るドアを開けて、そして閉めると自動ロックがかかった。外に出て、ロック解除カードと暗証番号の両方が正常に機能することも再確認して、ようやく一安心つくことができた。この間、隣人たちからの苦情も来なかった。不在だったんだろうか。それともスルーしてくれたのだろうか。はたまた、実は大家さんに苦情が届いていて、後で何かしらのお叱りをうけることになるんだろうか。それはわからない。

とりあえず目の前の問題をやり過ごすことができたのだけど、冷や汗によってシャツがびっしょりになっていた。ほんと、こういうトラブルは心臓に悪い。もともとamazonの荷物を受け取りに行くつもりだったわけだけど、もう何もする気力もわかず、そのまま寝た。いや、寝てないな。ネットサーフィンとかJRA VANのPOGドラフト会議の動画を見たりした記憶が残ってるから、案外すぐに気持ちを入れ替えていたっぽいのだけどもw

今回の教訓。焦るのはどうしようもないと思うけど、まっさきに正常系の手続きの再確認を行いましょう。何事も、初心にかえることが重要です。はぁ…。

シグマハーモニクスのサントラ

6月に発売が予定されているアライアンス・アライブのインタビュー記事を読んだ。
dengekionline.com

プロデューサー兼ディレクターの松浦さんの発言をみていると、世界樹の迷宮を作ってた頃の新納さんをなんだか思い出す。自分の遊びたいゲーム、細部まで拘ったゲームを作りたいという信念は応援したくなるよね。当初予定していた発売日を延期することになったのは残念だったけど*1、その後で体験版を用意してくれたのはとてもありがたかった。

で、実際に体験版を遊んでみて、気になった点の報告もしてみた。

インタビューによると、字幕速度も調整したとのことだったので、こういう声を拾ってくれたんだなぁと思った。

体験版で遊ぶことができる範囲はそれほど大きくなかったけれど、ゲームのテンポの良さであったり、雰囲気だったり、製品版の発売が楽しみになる内容だった。その中で、特に印象的だったのはBGM。そう、PV動画でも使われていたバトル曲が本当に良くて*2。浜渦さーん!今回も名曲ありがとう!!

というわけで、ここからが本題である。アラアラの曲を聴きながら、浜渦さんの手がけたゲームのサントラは、有名なのは何枚か購入済み*3だけれど、未聴のサントラもありそうだなーとふと気になった。で、amazonを探索してみると、チョコボの不思議なダンジョン武蔵伝2、そしてシグマハーモニクスのサントラが未聴であることがわかった。特に、シグマハーモニクスのサントラの評価がすこぶる良いらしい。

シグマハーモニクス。ゲームタイトルだけは聞いたことがあるような気もするけど、どんなゲームなのかを知らないのである。どうやらスクエニがDS向けに開発したミステリーRPG、らしい。ミステリーRPGってなんだ…。amazonのカスタマーレビューでは微妙な評価になっている。

シグマ ハーモニクス

シグマ ハーモニクス

とりあえず、興味の対象はゲームではなくてゲーム音楽。試聴できればしめたものなんだが…と思ってiTSで探してみるとあっさり見つかった。早速視聴してみる。うん、これぞ浜渦ワールド。ちょっと聴いただけで浜渦さんらしさ全開であることがわかる。これは名盤の予感!

というわけで早速購入、ダウンロード。それからずっと聴いている。自分が遊んでいないゲームのサントラって、世間の評判がいくら良くても自分にはしっくりこない、ってことが多いんだけど、このサントラはまったくそんなことはなかった。しかも長く聴いていても飽きてこない。浜渦さんの曲って、弦とピアノ、そしてデジタル音の調和が抜群に巧いのだけど、このゲームの楽曲も例に漏れずで素晴らしいのである。

ただ、ちょっと不思議なのは、サントラ曲を聴いていても、このシグマハーモニクスがどんなゲーム(世界観)なのかさっぱり連想できないって点だ。浜渦さんの手がけたゲームサントラって、曲だけでそのゲームの世界観がそれとなくイメージできることが多いのだけど、このゲームに関してはさっぱりだ。ミステリー?RPG??バトル曲っぽいのは確かにあるのだけど…。よくわからないw 一度ゲームに触れてみるとフィットしたりするんだろうか。

まぁ、元のゲームのことを知らなくても、サントラとして聴いていて、その美しい旋律に満足できることは請け合いなので、浜渦さんファン、元のゲームファンいかんを問わず、一度聴いてみることを強くおすすめしたい。

*1:元が決算合わせっぽい時期の発売日だったことだし、この延期って会社にとってけっこうでかい決断だったのは…と心配にもなったり

*2:3DSのスピーカーだとちょっと音が割れている気がしなくもないが…

*3:サガフロ2アンサガFF13レジェンドオブレガシーのサントラ

ヤマニンゼファー死去

ヤマニンゼファーが天寿をまっとうしたという報が届いた。

29歳。大往生といえるだろう。ヤマニンゼファーが現役だったのが93年いっぱい。自分が競馬に興味を持ったのが94年のことだったので、ヤマニンゼファーのレースをリアルタイムではみていない。だけど、妙に印象に残っている馬だったりする。

それはなぜだろう…?

心当たりを探ってみると、行き着くところはセキテイリュウオーとの一騎打ちになった秋の天皇賞なんだろうか、やっぱり。ヤマニンゼファーの鞍上は柴田善臣、対するセキテイリュウオーの鞍上は田中勝春*1。当時、関東の若手騎手の代表格だった二人でもある。

ヤマニンゼファーの生涯成績を確認してみると、1600メートル以下のレースでは圧倒的な成績を残しているけど、1800メートル以上の勝利は93年の秋の天皇賞だけだ。

db.netkeiba.com

過去、1800メートル以上で未勝利だった馬で秋の天皇賞に勝利した例って他にあるんだろうか。距離の壁の限界に挑むことがどれだけ大変なことなのかは、競馬を少しでもかじっていればだれでも実感することだ。だからこそ、その挑戦にはドラマを感じるし、残した結果に対するリスペクトが生まれるんだろうな。

おそらく運もあったんだろう。この年は、怪我がなければおそらく主役だったであろうトウカイテイオーメジロマックイーンも不在だった。当時、ヤマニンゼファーがマイル路線ではなく天皇賞を目指すことにした経緯はよくわからないけれど、相手関係からチャンスはあるという思いもあったんだろう。それで人々の記憶に残るレースをするんだから、めぐり合わせの良さがあったのかもしれない。

惜しむらくは、3度挑戦して2着2回だったスプリンターズSで勝てなかったことか。もし勝利できていれば、スプリント戦、マイル戦、中距離戦のG1三階級制覇になっていたわけだけど、日本の競馬のレベルが上がれば上がるほど階級をまたいだG1勝ちが難しくなっていることを考えると、不朽の記録になっていた可能性が高いよね。

あとは、種牡馬として結果を残せなかったのももちろん残念ではあるけれど、こればかりはなー…。せめてブルードメアとかボトムラインで名前が残っているといいのだけど、最近血統表を眺めてヤマニンゼファーの名前を見かけたことってあったっけかなぁ。

たぶん血統で後世に名を残すのは難しそうではあるけれど、記憶には残しておきたい名馬の1頭。というのが、この馬に対する自分の印象なんだろうな。合掌。

*1:もともとヤマニンゼファーの主戦騎手で、初G1勝利になった安田記念で乗っている

続きを読む