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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

Yahoo!プレミアムを解約した

何を今更、という話なんだけど。きっかけはこの話題。

高木浩光@自宅の日記 - ヤフーの信用スコアはなぜ知恵袋スコアになってしまったのか

はー、Y!に信用スコアが導入されるのかー、なんて思いながらこのエントリーに目を通していると、どうやらオプトアウト方式でなし崩し的に導入される模様。最近Y!のサービスは、ヤフトピ、スポナビ、天気情報の確認くらいしか使ってないし、勝手に導入されたところで自分への影響はなさそうかなぁと思いつつ、この先どういう代物に育っていくかわからないものにデータを渡し続けるのも気持ち悪いっちゃぁ気持ち悪いので、設定を変更しておくすることにする。

そもそもY!にログインすることすら滅多にないんだよな、とか思いながら設定変更する画面を探してる最中、そういえばプレミアム会員のまま今日まで課金を続けてきたのだけど、果たしてプレミアム会員である必要あるんだっけか、なんてことが頭をよぎる。で、改めてプレミアム会員の特典を確認してみたところ、まったく恩恵を受けていなかったので解約することにした。

もともとはヤフオクを利用するために本人確認を行って、その流れでプレミアム会員になったっぽくて、契約開始時期が2005年になっていた。ただ、ヤフオク自体は2000年頃にはとってもお世話になっていたものの、2005年以降の利用回数はたったの2回だけだったし、そのために登録したサービスに対して特に恩恵を受けないまま14年間も月額課金を行っていたんだから、俺もいいカモになっていたわけだよな…。

月額課金といえば、近頃はなんでもかんでもサブスクリプション契約でお金を支払わせようというサービスが多くてほんと困ってしまう。自分自身は、月額使い放題ってやりかたにさほど魅力を感じないたちなんだけど、それでも一時的に利用したいサービスのために加入せざるを得ないというケースもままあって、仕方なく契約しちゃうということが増えてきた。ただ、油断していると解約しないままダラダラお金を支払い続けて、数年後になって後悔するみたいな未来がみえてしまうので、この辺はもっと意識的に管理しないとあかんよなぁ、と反省している。

まずは、amazonプライム会員の契約を継続すべきかどうかの再検討からだなぁ。とうとう日本でも値上げされたわけだけど、プライム会員用のサービスって全然利用してないんだよな、俺。

POGのドラフト会議(2019年シーズン)

今年もPOGのドラフト会議が終了。参加メンバーは4年連続で同じ。こうやって毎年集まってワイワイ言いながら競馬談義で盛り上がれるのは良いことだなぁと思っている。

さて、今年の指名傾向はというと。例年、5chのPOGスレ、優駿POG特集、POG本(ここ数年は競馬王のPOG本を購読している)、Twitterから気になる馬をピックアップして、netkeibaのBBSで近況情報をチェックして、そこから自分好みの馬を80頭前後をリストにして、あとは本番で出たとこ勝負って感じになっている。それは今年も同じなのだけど、去年のPOGでは競馬王のPOG本の袋とじが有能だったので、今回はあの袋とじ情報をちょっと強めに参考にしてみた。

その結果、今年の指名馬はこうなった

  1. ブルトガング(母タピッツフライ)
  2. ブレッシングレイン(母レインデート)
  3. リリレフア(母リリサイド)
  4. ヴァンタブラック(母プチノワール
  5. エカテリンブルク(母ファイナルスコア)
  6. アルベロベッロ(母ウィンターコスモス)
  7. サトノマッスル(母ジェニサ)
  8. リリーピュアハート(母リリーオブザヴァレー)
  9. サマービート(母オータムメロディー)
  10. ダノンアレー(母シスタリーラヴ)
  11. ナスノフォルテ(母ナスノシベリウス
  12. ミッキーメテオ(母メテオーリカ)
  13. ポーカーアリスの2017(母ポーカーアリス)
  14. テゴナ(母サーリセルカ)
  15. セイウンラストヘイ(母ニシノシュクラン)

去年多めに獲ったロードカナロア産駒が全然走らなかった反動で、今年は1頭だけになってしまった。まぁ、種牡馬3年目ということで、おそらく谷間の世代だと思われるのでこの判断は間違っていないと思いたい。その分ディープ産駒が多くなったこと、何故か上位で2頭も指名してしまったブラックタイド産駒に、一度は指名してみたかったリーチザクラウン産駒、その他下位でジャスタウェイ産駒やルーラーシップ産駒から数頭。そして15位で、5chのPOGスレで若干ネタ馬扱いっぽかったスクリーンヒーロ産駒も指名してみた。

種牡馬からは、キズナエピファネイアリアルインパクト産駒をちょいちょいリストアップしていたのだけど、優先度低めにしていたらめぼしい馬を先に指名されてしまったので、1頭も指名できずに終わってしまった。

あとは、非ノーザンファーム生産で、育成ノーザンのパターン。一昨年のジェネラーレウーノ、去年のロジャーバローズで美味しい思いをしたので、今年もこのパターンから3頭*1指名。さすがに今年は他の人もこのパターンを狙ってくるかなぁと思って母レインデートを2位で指名したら、周りの反応が薄かったので杞憂だったっぽい。今年もどれか1頭は大当たりだと嬉しいなぁ。

ドラフト会議が終わった直後は、狙っていた馬がかなり獲れたので大成功だった手応えがあったのだけど、今改めて振り返ってみると大物狙いすぎてアベレージヒッターがあまりいない感じがしている。あと、ここ数年のトレンドである早期デビュー組もあまり多くないんだよなー…。早くも不安になってきたw

とりあえず、1位指名したブルトガングの新馬戦がすぐに控えているので、ここで幸先明るい競馬をみせてくれるといいなぁ。

*1:ブレッシングレイン、ダノンアレー、ナスノフォルテ

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日本ダービー(2019年)

POGに参加するようになって11シーズン目にして、ついに指名馬が日本ダービーを勝った。よくやった、ロジャーバローズ!…でも、こんな形でダービーを勝つことになるとは想像だにしていなかったよ…。

POGを始めてから、自分の指名馬が大きなレースに出走する時は、競馬場まで応援に行くことが増えた。特にG1であれば、それが参加賞的なものであっても競馬場に駆けつけることが多いのだけど。今年のダービーは見送ってしまった。そう、見送ってしまったのです…。だってさ、単勝12番人気ですよ?単勝万馬券手前のオッズですよ?まさかこんな激走するとは思わないですか。

ところで、今期のPOGはほんとうに目も当てられない成績で、ダービー当日までに2勝できた指名馬が2頭しかいないという惨状で。だからこそ、そのうちの1頭であるロジャーバローズには、それなりの期待(というか希望)を抱いていたわけです。年明け早々の福寿草特別を完勝した時には、とりあえず皐月賞には出走できそうかな?と安堵したりしてさ。ところが肝心のスプリングSで惨敗。どうやら長距離輸送がネックになって、気性の問題が出てしまったらしい。ということは、関東のレースでは割り引いて考えるしかなくなるじゃないですか。

続く京都新聞杯の2着によって、どうにかダービーへの出走がかなったとはいえ、あの展開で逃げ切れなかったわけであり、直線が長くなる府中ではさらに厳しくなることが予想されるわけです。

もちろん、枠順発表で最内をひいたと聞いた時は、絶好枠キター!と思ったし、展開がはまれば掲示板に載る可能性は考えましたとも。でも…上述の通り、今回も長距離輸送に対する不安があって、皐月賞上位組との実力差を思うと、馬券圏内は難しいと考えるのが普通だと思うんです。まぁ、だからこそ人気がなかったわけなんだが。

そしてこの結果。その昔、三冠レースのうちダービーは、もっとも運の良い馬が勝つなんて言われたらしいけど、まさにそんなレースになった。

  • 圧倒的1番人気だったサートゥルナーリアがスタートで出負け。これによって、上位人気馬たちの意識が前より後ろに集まることになった。
  • リオンリオンの主戦騎手が騎乗停止で乗り替わり。デビュー3年目の騎手が乗って、暴走気味のペースで逃げることになった。
  • レコード連発の超高速馬場で、ラチ沿いを走ることができる馬の圧倒的優位性。
  • 2番手追走のロジャーバローズにとって、後続とも差をつけた実質上の逃げで、粘り腰を活かせる絶好の展開になった。

なんというか、何もかもがロジャーバローズにとって追い風になったというか、パズルのピースがぴたりとはまったというか。どれか一つでも欠けていたら、後ろの馬に差されていたのでは、という気がする。ただ、ロジャーバローズが勝てたのは単なるフロックというわけじゃなくて、ゴール前での粘り腰を見る限り、自身の実力もあったうえで、運も味方につけた結果だったんだろう。

今にして思えば、ロジャーバローズの凱旋門賞登録って、単に同厩舎のサートゥルナーリアの帯同馬程度にしか考えていなかったのだけど、関係者にはそれなりに色気があってこその行動だったってことなんだろうね。

もし競馬場までレース観戦しに行っていたなら、最低でも200円払ってがんばれ入りの応援馬券を買っていたと思うので、それを考えるとのがした魚は大きかった。でもまぁ、自宅でレースを観ながら、馬券なしでこれだけ叫んだのも久々だし、ゴール後しばらくの間心臓がバクバクしてたし、いやはや記憶に残るダービーにはなったと思う。

変に未練を持ってしまうと、馬券の出費がかさむことになりかねないので、そこは割り切りきろうな、俺。

実写版キングダムを鑑賞した

原作の実写化として評判が悪くなさげだったので自分も鑑賞してみた。キャスティングはほぼほぼ完璧で、脚本も順番に多少の入れ替えがあってもほぼ原作に忠実で、原作への高いリスペクトがうかがえた。で、アクションにもVFXにもしっかり力を入れていて*1、アクション大作の邦画としてかなりクオリティが高いのでは、と思った。

ただ、どうしてもこの映画にのめり込むことができなかったのは、一応主人公の信にまったく感情移入ができなかったからだ。全編、イキったあんちゃんがどなりっぱなしなんだよね…、熱血漢少年というよりは。これ、映画の鑑賞中は、演出の問題なのかなぁと思ったのだけど、帰宅後に改めて漫画を5巻まで読み返してみたら*2、信のセリフの吹き出しがほとんど叫んでいる風になっていて、あれはあれで原作を忠実に再現した結果ではあるんだよな。熱血漢少年とイキったあんちゃんの境目はどこなんだろうか?演技や演出の問題なのだろうか?なんて考え始めると、行き着く先は結局好みの問題なのでは?となって、今回は自分の好みではなかっただけなのかもしれない。

漫画や小説を実写化するにあたり、原作を読んで自分が思い描いたイメージと実写動画の乖離が大きければ大きいほど、ネガティブな感想になってしまうのは避けられない。ただ、映像面においては、技術の進化のおかげか、よほどチープか奇抜でない限り、最近はそこまでがっかりすることはないようにも思う。となると、影響が大きいのはセリフ回しなのかもしれない。漫画や小説の場合、どんなに絶叫してるようなシーンでも、自分にとってほどよいボリュームに脳内変換されて読み進めるので耳障りになることがないのに対して、映画の場合はリアルな声量で表現せざるを得ない。それが今回のキングダムでは、自分にとってマイナスに働いたような気もする。少なくとも原作漫画を読んでいて、信にたいしてイライラすることは皆無なんだよなぁ。

よくよく考えてみると、原作のある映画で自分に合わないケースは、おおよそセリフの演技だったり音響の問題だったりするのでは…?という気もしてきた。これはこれで一つの発見である。

そんなわけで、出番の多い信がずっとどなっている演技・演出が、とことん自分には合わなかったせいで、作品自体の感想もそこに引きずられてしまった感は否めない。とはいえ、今作の実質上の主人公とも言える政は完璧だったし、脇を固める俳優たちも素晴らしかった。特に王騎将軍にはびびった。あの役、他の俳優じゃあそこまで再現できなかったんじゃね?顔芸やセリフもそうだし、鉾を振り回して周りの兵士が吹き飛ぶシーンもケレン味たっぷりで、そうそう、俺はこういうシーンを沢山みたかったんだよ!なんて思った。

原作漫画が本当に盛り上がってくるのはこの先だということを考えると、映画の続編が作られるとなったらより面白くなる可能性も高いとは思うのだけど、主人公がこのままだと続きも観るかどうかはあやしいところ。まぁ、なんだかんだと観に行ってしまいそうではあるけどさ。

*1:予算の関係なのか時々手抜きを感じられることはあったけど

*2:今回の映画化がここまでなので

最近読んで面白かった漫画(2019年春)

キングダムの新刊(Kindle版)を読んだので*1、面白かった漫画まとめの定期更新を行うことにする。この3ヶ月はずいぶんと漫画を読んでいた気がする。かなり豊作なり。

新しく読み始め

薬屋のひとりごとのクオリティがとても高かった。原作未読なんだけど、コミカライズとして相当にレベルが高いのは間違いないと思う。かくしごともなかなか面白い。久米田先生の漫画を読むのは久々で、過去作も最後まで読み切った記憶がなくて、そのせいか無意識のうちにスルーしていたのだけど、こういう漫画も描けるかたなんだなぁと感心してる。ロロッロ!は、僕の心のヤバイやつの延長線で。というか、僕の心の~がとにかく面白くて、新刊早く出ないかなー…と思ってる。

*1:このまとめの周期とキングダム新刊の発売周期がいつもかぶっている

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(ネタバレあり)名探偵ピカチュウを鑑賞した

ポケモンがハリウッドで実写化されると聞いて、はてさてどんなキワモノ映画になることやら、なんて思っていたのだけど、仕上がった作品の評判が悪くないようだったので、自分でも観てみることした。

一言で言うと、ピカチュウがあざといくらいかわいいのと、それなのに声がおっさんというギャップに萌えるだけでお腹いっぱいな映画だった。ストーリーは普通というか、個人的に親子の絆がうんぬんという話はそれほど刺さらないので、まぁこんなもんかなーと思いながら鑑賞していたんだけど。ラストで、なぜその声だったのかというオチを観て、ははーん、なるほどね、みたいな感想になった。ただ、ちょっと時間をおいて冷静に考えるとさ、だったらなんで主人公はなにも気づかないのか不思議だよな。

無理やり解釈するのであれば…。

  • ピカチュウがしゃべった!ということに動揺しすぎて気づかなった。
  • ピカチュウの声と本人の声が実は違っていた。
  • 昔は仕事人間すぎて、家族と会話を全然しなかった(ので声を覚えていなかった)。
  • 物心がつく前に袂を分かった(ので声を覚えていなかった)。

もうすでに映画の細部を忘れかけているのだけど、いずれの解釈にも無理があるような、ないような。俺が気づいてないだけで、劇中で辻褄を合わせる設定について触れられていたんだろうか?

まぁ、そんなこと気にしないで、ピカチュウやその他のポケモンがCGでぐりぐり動くのを堪能するのが、この映画の正しい楽しみ方なんだろうな。

京王杯SC

一口出資しているトゥザクラウンが、今年になって1000万クラス、1600万クラスを1400メートル戦で連勝した。この血統で、まさか1400メートルで結果を出すとは思っていなかったのだけど…、1000万下の条件戦では1:19.6という破格のタイムで、後続に5馬身差をつけての圧勝だったことを考えると、これは本物なんだろう。喉の手術後、一貫してマイル戦を使ってきて、大崩はしないけれどなかなか勝ちきれないというもどかしいレースを続けていた馬とは思えないパフォーマンスである。

その勢いで、満を持しての重賞挑戦となれば、これは応援に行かないわけにいかないだろう。左回りでの相性の良さ*1、直近2戦で見せた1400メートルでの強さを考えると、今回の京王杯SCはこれ以上ない適鞍といえる。

馬体重の発表では前走から8キロ減で516キロ。トゥザクラウン、放牧に出されるたびにデブって戻ってきて、その都度体重調整に苦労している印象があって、しかも530キロを超えているとレースでも結果がでなくなるので、増えるよりかはよいのだけど、ここまで体重が減ったのも久々だったので、これが吉と出るか凶と出るかはなんとも言えない。ただ、パドックをみるかぎり、ガレているようには見えなかった。

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で、レースはと言うと。直線に入って坂上で先頭に立ち、押し切りを狙うも終いが甘くなって4着。2着とはハナ差+ハナ差とほぼ着差のない4着だったことを考えると、重賞でも十分勝ち負けができる目処はついたと思う。今後のことを考えると、2着を確保できていれば良かったのだけど…、重賞初挑戦でこれだけの結果を出して、これ以上を望むのは高望みなのかもしれない。

個人的には、単勝2番人気という支持は過剰人気だとは思ったのだけど、トゥザクラウンの現状を考えるとここがメイチの勝負どころな気もしたので、珍しく単勝馬券を多めに購入した。外れてしまったのは残念だけれども、見せ場は十分あったし、直線でここまで絶叫したのも久々だったしで、久々にレースをみていてスリルを味わえたのは楽しかった。

ただ、今回賞金を加算できなかったのは、今後のことを考えるとやっぱりもったいなかった。というか、次はどこを目指すんだろうなぁ。調教師曰く、マイルでも喉が苦しくなるとのことなので、マイル戦に挑戦しても未来は明るくなさそうだ。

そうなると1400メートルで続戦するか、より距離の短いスプリント戦になるわけだが…、さすがにスプリント戦だと距離が短かすぎないだろうか。でも、1400メートルで1分20秒を切ってるときのラップタイムをみれば、スプリント戦でもそこそこ通用しそうな気もする。どのみち1400メートルにはG1がないので、年内の目標はスプリンターズSになるのかな?今の賞金だとG1には出られないから、その前にスプリントの重賞に挑んでみることになるんだろうか。

なんだか出資を決めた当時に思い描いていたキャリアとは全然違う道を突き進んでいるわけだけど、ノド鳴りが発覚して、手術して、スーパー未勝利でなんとか勝ち上がって…という頃の絶望感を思い返すと、とうとう重賞戦線に乗れるところまで来たことには感慨ひとしおである。あわよくば重賞タイトルの一つや二つも!という欲が湧いてくるわけだけど、まずは怪我せずにレースで走ってる姿をみせてほしいですね。

keiba.radionikkei.jp

*1:ノド鳴り手術後の復帰戦を除けば負けなし

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