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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

Twitterを使い始めて10年経った

知人が、Twitterを使い始めて10年たったらしいというツイートをしていた。そういえば、と思って自分がTwitterを使い始めた時期を確認してみると、2009年7月から利用していたので、いつの間にか10年経過していたらしい。長く続いたものである。

Twitterを始めてから、このブログのあり方もちょいちょい変化してきた。Twitterを始めたばかりのころは、なんでもかんでもツイートで済ますようになった結果、ブログの更新頻度が著しく落ちた。というのも、もともとこのブログは、長文を書くというより、一言ですむような内容を書き捨てる場所として作った経緯があって*1、それがまんまTwitterで代用できてしまったからだ。

ただ、Twitterだと長文を書きたくなった場合にとても困る。なので、いつしかこのブログはツイートで済ますには長い文章を書く場所となって、うまいこと住み分けられるようになった。その後、FF14にあほみたくハマっていた時期に更新頻度が落ちたことがあったけれど、それ以外はそこそこの更新頻度を保ってきた。そのうち、Googleの自然検索でヒットすることが増えてきて、微々たるものであってアクセス数もちょっと増えた

それがどうだろう、最近になってまたブログの更新頻度が落ちてきてしまった。だいたいブログの更新頻度が落ちるときの傾向として、趣味(特にゲーム)に割く時間が増えていることが原因になりがちなんだけど、もう一つ思い当たることがあった。自分のTwitterの使い方にちょっとした変化が起きていたのである。そう、Twitterのスレッド機能だ。

Twitterがスレッド機能の実装を発表した当時は、長文を書きたくなったら、わざわざTwitterなんかじゃなくブログを使えばよくね?と否定的に思っていたのだけど、何がきっかけになったのか、いつの間にか自分も普通にスレッド機能を使っていて、1つのツイートで収まらない場合にスレッドを使うようになってしまった。そうなると、必然的にブログで文章を書く機会が減ってしまう。

ブログで文章を書く場合、大抵の場合は複数の段落になるし、そうなると文章をつなげるために必要最低限の構成を考える必要がある。こんな駄文でも起承転結は考えているのである。まぁ、承と転に当たる部分がないことも多いのだけど、起と結は必ず必要だろうと思って文章を書いている。そしてこれが意外と面倒くさい。

対して、ツイートをスレッドで繋げる場合、1段落分の情報を1つのツイートにまとめて、接続詞のことはあまり考えずに次のツイートを書き足していく感じで使ってるので、文章の構成をあまり考えなくても、言いたいことはなんとなく言い切ることができる。そして、起承転結のうち一つだけでも、ツイートは気軽にできてしまう。これがかなり楽なのである。

今までブログを書くということを続けてきたのは、自分の好きなことを好き勝手に言いたい欲の発散であると同時に、普段仕事で長文を書くことが多くないので、最低限の文章力を磨くための練習の場でもあったのだけど、こうも楽な方に流されてしまったのではやっぱりよくないよなー…なんてことをいまさらながらに思ったりしている。なので、もうちょっとブログの更新頻度を上げていこうな、俺。

*1:長文を書きたくなったときは、当時並行稼動させていた本家のブログであったり、Mixiの日記だったりを使っていた。

note

いつものようにはてブをチェックしてたら、noteに関するリリース文っぽい記事を目にした。

www.pieceofcake.co.jp

個人的に、なかなかインパクトのある内容だった。とはいえ、最近はバズってる話題がnoteで書かれているケースを目にすることが多いし、この勢いで数値が伸びていてもそれほど違和感がなかったりもする。

しかし。いったいなぜゆえにnoteの利用者が増えているのか。結構不思議に思っていたんだよね。ブログのほうが、自分の城って感じがするし、それなりに文章を書く人だったらブログを使ったほうが達成感ありそうじゃないですか。

もちろん、自分が公開している文章に対して手軽に課金させることができる、という点にメリットを感じてる人がいるのは理解できる。けどさ、文章でお金を取ることができる人なんて、世の中そんなに多くないだろうし、それならまだ広告掲載のほうが自分のお小遣い稼ぎはできそうじゃないですか。

ちなみに初めて知ったんだけど、noteってネットワーク広告の掲載をやっていないんだってね。言われてみれば、noteの文章を読んでて、広告が気になったことないよなー…と思って、改めていくつかnoteの文章を読んでみたけど、本当に広告が表示されていない。となると、収入源は、B2Bによるものか、課金に対する手数料しか思いつかないのだけど。WEBサービスで、広告収入なしで運営を行うというのは、相当の覚悟がないとできないだろうし、これは素直にすごいことだと思った。

で、今更ながら、自分用のnoteアカウントも作っておこうかね、なんて思っていたら、すでにいつものアカウント名を取得していた。いつ取得したのか記憶にないのだが、何かの拍子にアカウントだけ作成していたっぽい。ログイン後、改めてnoteのサイト構成だったり、設定できる内容についてなんとなく眺めていて、ようやくnoteというwebサービスの特徴がみえてきた気がした。

今までnoteってブログの代わりのwebサービスだと思っていたのだけど、どちらかというと長文の書けるtwitterのようなものなんですね。そして、それなりの文章量を書く前提だからか、Twitterほど荒れた場所にもなっていない。もちろん、一般的なSNSほどコミュニティが形成されやすい場でもないので、雰囲気はブログ寄りなのだけど…。ただ、フォロー機能を有効活用して自分のタイムラインをうまく育てていけば、面白い読み物であったりいろんなジャンルの最新情報だったりを上手いこと取得できそうで、これはとても良さげだなぁと感じた。今更なんだけどw なんというか、Twitterはてなブログのいいとこ取り、みたいな印象である。

まぁ、自分のことを考えると、noteで文章を書くよりは、やっぱり自分のブログに文章を残したいなーという気持ちのほうが強い*1。あと、利用者にはしっかりとした文章を書ける人が多い印象が強いので、文章力に自信がないと敷居の高さはあるよなー、とも。

タイムラインの活用という方向で、ROM用のwebサービスとして利用するのもありかもしれないけど、自分がアウトプットしないwebサービスってすぐに使わなくなるんだよな。というか、いままで自分のnoteのアカウントを眠らせていた理由もそこに落ち着くような気もするしさ。なので当面は、ログインしてまで使うことはないかなぁ…という気もしている。

*1:最近はこのブログも更新をサボりがちではあるけど…。

最近読んで面白かった漫画(2019年夏)

そろそろキングダムの新刊(ただしKindle版)の発売日かなーと思ってチェックしてみると、なんと来月ではないか。キングダムを読み始めてからずっと3ヶ月周期で新刊が発売されていて、このまとめの更新時期とかぶっていたんだけど、今回からずれてしまった。まぁ、こればかりは仕方ない。

さて、直近3ヶ月に読んだ漫画をまとめてみたところ、思いのほか新しく読み始めた漫画に当たりが多かった。同じ漫画の続きばかり読んでると新鮮味がなくなってくるので、次々と面白い漫画が見つかるのは本当にありがたいことだよなーと思う。

新しく読み始め

ワンダンス(1) (アフタヌーンコミックス)

ワンダンス(1) (アフタヌーンコミックス)

極主夫道 1巻: バンチコミックス

極主夫道 1巻: バンチコミックス

まどろみバーメイド 1巻 (芳文社コミックス)

まどろみバーメイド 1巻 (芳文社コミックス)

双子コンプレックス (1) (主任がゆく!スペシャル)

双子コンプレックス (1) (主任がゆく!スペシャル)

せんせいのお人形 1【フルカラー】 (comico)

せんせいのお人形 1【フルカラー】 (comico)

王様ランキング 1巻

王様ランキング 1巻

連載が始まるやいなや、いきなりWEBで話題になってたSPY×FAMILYが面白かった。話のネタ、キャラの個性、絵の巧さどれをとっても好みである。尻切れにならずに面白さが続けば良いなぁ。他に、医療モノのアンサングシンデレラ、ダンスに惹かれていく主人公を描くワンダンス、元ヤクザが主夫になるコメディ漫画極主夫道、日常系ミステリーじけんじゃけん!などなど、続きも楽しみな漫画ばかりで、なんともうれしい限り。

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図書館の魔女 再読

「図書館の魔女」の新刊情報、Twitterで流れてこないかなーと思って、ちょくちょくTwitterで検索をかけたりしている。そのおかげで、公式と思われるアカウントができていること、そのプロフィール欄で「霆ける塔 令和元年吉日発行」という、思わず小躍りしたくなる情報を目にしたりするわけなんだけども。

ただまー、今年も半分終わってしまったわりに、出版社からはまだアナウンスもないし、本当に発売されるのかどうかはわからない。

さて、検索結果には本を読んだ感想が多いのだけど、時々ファンアートなんかも流れてくる。もちろんその出来はピンキリだし、うまい!と思っても自分のイメージとは異なることも多い。

そんな中、このイラストを見た瞬間、おぉこれはまさに自分のイメージ通りだ!と思った。

で、ふと思ったんだけど、イラストにハルカゼが描かれていると、必ずといっていいほど眼鏡をかけている。そのことにまったく違和感はないのだけど、そういえば本文に眼鏡をかけているという明確な描写ってあったっけ?と気になってしまった。気になってしまったのでついつい1巻を読み始めてしまった。

すると、ハルカゼ初登場の場面で、鼻眼鏡をかけているというまんまな記述があり、読み始めるきっかけとなった疑問はいきなり解決できたのだけど、一度読み始めちゃうと止まらなくなっちゃうよね。えぇ、結局そのまま4巻まで一気に再読してしまいましたとも。

初読がちょうど3年前(文庫化されたタイミング)で、その1年後に再読をしていて、さらにその2年後にさらに再読。同じ本を繰り返し読むことって滅多にないんだけど、この短い間に再読を繰り返してしまうくらい魅力的な物語だと思う。今回の再読で、たぶん新刊に向けた復習にもなったと思うしね!

本当に素晴らしいファンタジー小説なので、未読の人はぜひとも読みましょう。

図書館の魔女 全4冊合本版 (講談社文庫)

図書館の魔女 全4冊合本版 (講談社文庫)

ピュアクライマー向けのワンデイレース

この記事を読んで初めて知ったのだけど、モンヴァントゥの山頂をゴールにしたワンデイレースが開催されていたんですね。

Mont Ventoux Dénivelé Challenge2019 終わりました

これはすごく面白そうだし、逆になんでこういうワンデイレースが開催されていないのか不思議に思ったくらいだ。モンヴァントゥとまで言わなくても、ピュアクライマーのためのワンデイレースってありそうでないよね?フレッシュ・ワロンヌがそれに近いかもしれないけど、パンチャーでもこなせるレースでもあるので、ピュアクライマーのためのレースとは言い難い。ステージレースやグランツールでおなじみの山岳コースを切り取った、峠が舞台のワンデイレースというものが存在しないのはなにか理由があるんだろうか。

ステージレースと違ってワンデイレースだと、他のステージのことを考える必要がないので、どのチームもクライマーとルーラーのみのメンバー構成でレースに挑むことができるはずで、純粋な山岳力でのちから比べになるだろう。まぁ、そうなるとグランツールで強いチームがそのまま有利にはなるんだろうけど…、それでも数日にわたるステージレースとは違って力の温存という概念は基本存在しないので、ワンデイレース特有のサバイバルレースになりやすいと思うし、かなり盛り上がりそうな気もするんだけど、どうだろう。

今回開催されたモンヴァントゥのレースは、どうやらプロツアーチームが3チームしか出場していなかったようなので、開催地の知名度ほどの派手さはなかったと思われる。ただ来年以降、レースに参加するプロツアーチームが増えるようだともっと化けそうだよね。俺も観れるものなら観てみたいって思うし。

というかですよ、ツアー・オブ・ジャパン富士山コースをですね、200キロくらいの距離のレースに仕立て上げれば、ピュアクライマーのためのワンデイレースとしてさぞ面白いものになるのではないだろうか。来年の東京オリンピックのロードレースがそういうコースなのでは?と思って確認してみたら、富士山麓を走るのはゴール前じゃなくて中盤なんだよな。これはこれで面白そうなんだけど、やっぱり最後はモンヴァントゥみたく登坂で締めくくるようなコースじゃないと、本当の意味でのピュアクライマー向けのレースとは言えないと思うのは素人考えなのだろうか。

その昔、日本でロードレースの世界選手権が開催されたあと、その場所でジャパンカップが開催されるようになったのと同様に、オリンピック後も富士山周辺を走るレースが大きなワンデイレースとして残ると面白いのにね。もちろん富士山がゴールで。あわよくばそのレースが国内初のワールドツアーレースになって、海外のピュアクライマーが集うレースに…なんてことになったら夢があるよね。簡単なことじゃないのはわかってるんだけどさw

右膝痛

このところ、膝の痛みに悩まされている。

フィットボクシングをやめた理由の一つでもあるのだけど、とはいえ常に痛むわけではなく、階段の上り下りとか膝の屈伸時に、ときどきちょっとした痛みを感じることがある程度で、日常生活で支障をきたすようなものでもないので、病院に行くこともなく様子見をしていたのだけど。。

運動を控えることでそのうち回復してくかなー…と楽観視していたところ、2ヶ月経過しても状況が良くならない。それどころか、心なしか痛みを感じることが増えてきたような気もしてきた。なので、腰痛のリハビリで通っていたクリニックで一度診てもらうことにする。

レントゲンを撮ってからの診察では、どうやら膝蓋大腿関節症らしい。とりあえず薬の処方と膝のテーピングをしてもらう。テーピングについては、サポーターで代用可とのことだったので、帰宅後amazonで何種類か購入。サポーターに関しては合う合わないの差があるみたいなので、とりあえず試してみるしかなさげ。

しかし、こうなるとフィットボクシングの復帰なんて当面できそうにないな。ここ数年悩まされてきた腰痛がようやく回復してきて、重荷から一つ開放されてよかった!と思い始めていた矢先だったのだが…。ままならないものですね。むーん。

バンテリンサポーター ひざ用 ブラック ふつうサイズ ひざ頭周囲 34~37cm

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スイッチ版のFF7をダウンロードしてみた雑感

FF7がスイッチでも遊べるようになって、いずれ遊んでみようと思ってカートに入れていたのだけど、週末からセールで2割引きになっていたので、これ幸いと思ってダウンロードしてみた。

ec.nintendo.com

で、さっそく遊んでみたんだけどさ。いやー、びっくりしたよね。FF7のグラフィックってこんなにしょぼかったっけ?

FF7発売当時、自分は初代PSを持ってなくて、友人から期間限定*1で本体ごと貸してもらって遊んだ。もちろん当時ものすごい衝撃を受けたわけです。いろいろとショックを受けながらぶっ通しで遊んで一気にクリアした。

それから20年経って、実に久々にFF7のゲームを触っての感想が冒頭のそれ。まぁ当たり前っちゃぁ当たり前なわけです。ゲームが2Dから3Dに移り変わり始めた過渡期で、まだみんなポリゴンの表現を手探りで試行錯誤していたころのゲームと、世代が3つ新しくなってハードウェアの性能が劇的にあがり、3Dの表現力もとことんリアルに近づいたゲームとを比較してしまうと、そりゃ当時のグラフィックがチープに見えてしまうのも仕方ないだろう。

でもさ、自分の場合、PS以前のゲーム(というかSFCのゲーム)を今遊んでも、見た目がチープだと思うことはないわけですよ。同じFFシリーズでも5とか6なんかは今でも普通に遊べてしまう。むしろ、当時最高峰だったピクセルアートを見て感動すらしてしまう。

言ってみれば、SFCのころのゲームって、ドット描写のグラフィックがすでに完成の域に達していたんだよね。画面の解像度や色数にも制限があったわけだけど、逆に制限があったからこその職人芸が、それを見ているこちらにしてみればたまらないものになっていたりする。

もちろん、自分がFCのころからゲームに親しんできたという事実も大きいんだろう。最近でも、インディーゲームの話題作のビジュアルが美しいピクセルアートだったりすると、ゲーム内容うんぬん以前に強烈に惹きつけられてしまう。これは幼心に植え付けられたドットへの条件反射なのかもしれない。

ハード性能があがっても、ピクセルアートの芸術性へはさほど影響がでないのに対して、3Dの場合はハード性能があがればあがるほどグラフィックの質が向上していくわけで、それを考えるとFF7のようなゲームをアーカイブで遊ぶ場合、時間の経過とともに受ける落胆はでかくなるだろうし、みんながリメイクを望む気持ちもわかるよなー…なんて思った。

というわけで、スクエニにはFF7のリメイクをシンプルな形ですすめてほしいところだけど…そういうふうにはならんのだろうなぁ。どうやら、本日流れてきた情報によると、来年の3月には発売されるらしいのだけど、本当に間に合うのかどうか。そもそも、リメイク版がこんなに早くに発売されるらしいと知ってたら、スイッチ版も無理にダウンロードしなかったんだが…。

チープな印象を引きずりながら遊び続けるか、リメイク版の発売をおとなしく待つべきか。せっかく購入したんだから遊ばなければもったいないという気持ちもあるし、ちょっと遊んだ冒頭からしてさっぱり記憶に残ってなかったので、かなり新鮮な気持ちで遊べる気もするんだよな。でも、下手に遊んでしまうと、リメイク版でその新鮮さが失われてしまう可能性もあるしなぁ。さてどうしたものか。


FINAL FANTASY VII REMAKE for FFVII A Symphonic Reunion

*1:高専に行ってた奴が、テスト期間はゲームを遊ばないということで、1週間くらい借りて遊んだ記憶がある