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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

WORLD END ECONOMiCA アニメ化!?

昼ごはんを食べながらTwitterをチェックしていたら、こんなリツイートが回ってきた。

WORLD END ECONOMiCA」アニメ化プロジェクト?クラウドファンディング??まぢで???興味津々になりながら、クラウドファンドのプロジェクト概要に目を通してみると、これまた凄いことが書いてある。

それは、ある日私に届いた一通のメールから始まりました。

「『WEE』をTVアニメ化するとしたら、いくらくらい必要なものですか? たとえば自分が費用をすべて用意したら、アニメにできるものですか?」

普通なら冷やかしや冗談だと思うところですが、送り主はなんと、著名個人投資家の片山晃さんでした。

すげぇ…スケールが大きな話である。時々、大金を手にしたらの○○のアニメ化に出資するんだ、みたいなネタ(願望)を目にすることがあるけど、投資で成功した人がそれを本当に実現しようとしている。オタクとかマニアにとって夢のような話だ。

しかし、WORLD END ECONOMiCAときたか。一ファンとしてはこれは本当に嬉しい話だし、是が非でも実現して欲しいプロジェクトだ。というわけで、自分も少額ながら支援してみることにしたよ!*1

camp-fire.jp

支援受付が開始されてからまだ1日も経過してないのに、すでに目標金額を達成しているところに、この物語にも根強いファンが結構いることが伺える。だけど、せっかくのアニメ化企画なのであれば、より多くの人にリーチしてほしいし、そのための資金として有効活用されるのなら安いものである。クラウドファンディングの性質上、必ずしもうまくいくとは限らないリスクは承知のうえで、ぜひとも良い方向に話が進んでほしいなぁと願うばかりです。

*1:エンドロールクレジット権がつく一番安い支援w

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映画レビューサイト Freak!閉鎖のお知らせ

かれこれ7年前に、自分(SE)と職場の同僚(ディレクターとデザイナー)の3人で立ち上げた映画レビューサイトがある。いままでほそぼそと続けてきたのだけど、最近はさっぱりアクセスがなくなってしまったので、ついにサイトを閉じることにした。本日そのお知らせも掲載した。

freak-r.com

レビューサイトとしては、なかなかよく出来たサイトだったと思うんだよな。それは贔屓目ってやつなんだろうか。結局利用者が増えず、常連だったレビュアーも時間とともに去ってゆき、サイトを運営してきた自分たちのやる気もなくなってゆき、その結果サイトのメンテナンスもサボるようになり…今にいたる、と。まぁ、よくある話だとは思うんだけど、改めてサイトを眺めてたらさ、自分たちが作ってきたものはそこまで悪いものじゃなかったよな、としみじみ思ってしまった。

例えばメモ機能。おそらく一番メモがついたと思われるゼロ・グラビティではこんな感じになった。

freak-r.com

これは、常日頃映画のレビューを書くことの敷居の高さを自分自身が感じていて、もっとTwitterライクに一言コメントを残せるような機能が欲しいなぁ…なんて発想から作った機能である。

例えばランキング。一番レビュー投稿が多かった2012年のランキングはこんな感じになった。

評価の高い順
評価の低い順

このランキングは独自のロジックを考えて実装したもので、久々に自分の書いたSQLを見返してみると複雑すぎて思わず笑ってしまった。ただ、その集計結果は今見ても良く出来ていると思っている。

例えばクロスレビュー

freak-r.com

残念ながらクロスレビュー対象となるレビューが1件もなくなってしまったので今は何も表示されていない。けれどここで実装したプログラムは違うページで今も活かされていたりする

逆に、実装が面倒で放置してしまった機能(ユーザー連携をFacebook以外に広げなかった、スマホ最適化をやらなかった、etc...)が、サイトを寂れさせてしまった大きな要因になったように思う。結局のところ自分のやる気の無さがボトルネックになってしまったようなものである。さすがに他のメンバーに申し訳ない思いもあるのだけど、それでもなんだかんだ7年以上続けられたのは自分なりに頑張ったほうではないだろうか。

一緒にやってきたメンバーの仲違いが原因というわけでもないし、飲み会では新しいことをまたやりたいねぇみたいな話で盛り上がったりもする。ただまぁ一番の問題は、自分が仕事以外でシステムを構築するのが億劫になってしまったことなんだが…。今でも他にやってみたいことはあるんだけど、それを行動に移すモチベーションがさっぱり上がらないのである。まずはそこからなんだよなぁ…w

Twitterを使い始めて10年経った

知人が、Twitterを使い始めて10年たったらしいというツイートをしていた。そういえば、と思って自分がTwitterを使い始めた時期を確認してみると、2009年7月から利用していたので、いつの間にか10年経過していたらしい。長く続いたものである。

Twitterを始めてから、このブログのあり方もちょいちょい変化してきた。Twitterを始めたばかりのころは、なんでもかんでもツイートで済ますようになった結果、ブログの更新頻度が著しく落ちた。というのも、もともとこのブログは、長文を書くというより、一言ですむような内容を書き捨てる場所として作った経緯があって*1、それがまんまTwitterで代用できてしまったからだ。

ただ、Twitterだと長文を書きたくなった場合にとても困る。なので、いつしかこのブログはツイートで済ますには長い文章を書く場所となって、うまいこと住み分けられるようになった。その後、FF14にあほみたくハマっていた時期に更新頻度が落ちたことがあったけれど、それ以外はそこそこの更新頻度を保ってきた。そのうち、Googleの自然検索でヒットすることが増えてきて、微々たるものであってアクセス数もちょっと増えた

それがどうだろう、最近になってまたブログの更新頻度が落ちてきてしまった。だいたいブログの更新頻度が落ちるときの傾向として、趣味(特にゲーム)に割く時間が増えていることが原因になりがちなんだけど、もう一つ思い当たることがあった。自分のTwitterの使い方にちょっとした変化が起きていたのである。そう、Twitterのスレッド機能だ。

Twitterがスレッド機能の実装を発表した当時は、長文を書きたくなったら、わざわざTwitterなんかじゃなくブログを使えばよくね?と否定的に思っていたのだけど、何がきっかけになったのか、いつの間にか自分も普通にスレッド機能を使っていて、1つのツイートで収まらない場合にスレッドを使うようになってしまった。そうなると、必然的にブログで文章を書く機会が減ってしまう。

ブログで文章を書く場合、大抵の場合は複数の段落になるし、そうなると文章をつなげるために必要最低限の構成を考える必要がある。こんな駄文でも起承転結は考えているのである。まぁ、承と転に当たる部分がないことも多いのだけど、起と結は必ず必要だろうと思って文章を書いている。そしてこれが意外と面倒くさい。

対して、ツイートをスレッドで繋げる場合、1段落分の情報を1つのツイートにまとめて、接続詞のことはあまり考えずに次のツイートを書き足していく感じで使ってるので、文章の構成をあまり考えなくても、言いたいことはなんとなく言い切ることができる。そして、起承転結のうち一つだけでも、ツイートは気軽にできてしまう。これがかなり楽なのである。

今までブログを書くということを続けてきたのは、自分の好きなことを好き勝手に言いたい欲の発散であると同時に、普段仕事で長文を書くことが多くないので、最低限の文章力を磨くための練習の場でもあったのだけど、こうも楽な方に流されてしまったのではやっぱりよくないよなー…なんてことをいまさらながらに思ったりしている。なので、もうちょっとブログの更新頻度を上げていこうな、俺。

*1:長文を書きたくなったときは、当時並行稼動させていた本家のブログであったり、Mixiの日記だったりを使っていた。

note

いつものようにはてブをチェックしてたら、noteに関するリリース文っぽい記事を目にした。

www.pieceofcake.co.jp

個人的に、なかなかインパクトのある内容だった。とはいえ、最近はバズってる話題がnoteで書かれているケースを目にすることが多いし、この勢いで数値が伸びていてもそれほど違和感がなかったりもする。

しかし。いったいなぜゆえにnoteの利用者が増えているのか。結構不思議に思っていたんだよね。ブログのほうが、自分の城って感じがするし、それなりに文章を書く人だったらブログを使ったほうが達成感ありそうじゃないですか。

もちろん、自分が公開している文章に対して手軽に課金させることができる、という点にメリットを感じてる人がいるのは理解できる。けどさ、文章でお金を取ることができる人なんて、世の中そんなに多くないだろうし、それならまだ広告掲載のほうが自分のお小遣い稼ぎはできそうじゃないですか。

ちなみに初めて知ったんだけど、noteってネットワーク広告の掲載をやっていないんだってね。言われてみれば、noteの文章を読んでて、広告が気になったことないよなー…と思って、改めていくつかnoteの文章を読んでみたけど、本当に広告が表示されていない。となると、収入源は、B2Bによるものか、課金に対する手数料しか思いつかないのだけど。WEBサービスで、広告収入なしで運営を行うというのは、相当の覚悟がないとできないだろうし、これは素直にすごいことだと思った。

で、今更ながら、自分用のnoteアカウントも作っておこうかね、なんて思っていたら、すでにいつものアカウント名を取得していた。いつ取得したのか記憶にないのだが、何かの拍子にアカウントだけ作成していたっぽい。ログイン後、改めてnoteのサイト構成だったり、設定できる内容についてなんとなく眺めていて、ようやくnoteというwebサービスの特徴がみえてきた気がした。

今までnoteってブログの代わりのwebサービスだと思っていたのだけど、どちらかというと長文の書けるtwitterのようなものなんですね。そして、それなりの文章量を書く前提だからか、Twitterほど荒れた場所にもなっていない。もちろん、一般的なSNSほどコミュニティが形成されやすい場でもないので、雰囲気はブログ寄りなのだけど…。ただ、フォロー機能を有効活用して自分のタイムラインをうまく育てていけば、面白い読み物であったりいろんなジャンルの最新情報だったりを上手いこと取得できそうで、これはとても良さげだなぁと感じた。今更なんだけどw なんというか、Twitterはてなブログのいいとこ取り、みたいな印象である。

まぁ、自分のことを考えると、noteで文章を書くよりは、やっぱり自分のブログに文章を残したいなーという気持ちのほうが強い*1。あと、利用者にはしっかりとした文章を書ける人が多い印象が強いので、文章力に自信がないと敷居の高さはあるよなー、とも。

タイムラインの活用という方向で、ROM用のwebサービスとして利用するのもありかもしれないけど、自分がアウトプットしないwebサービスってすぐに使わなくなるんだよな。というか、いままで自分のnoteのアカウントを眠らせていた理由もそこに落ち着くような気もするしさ。なので当面は、ログインしてまで使うことはないかなぁ…という気もしている。

*1:最近はこのブログも更新をサボりがちではあるけど…。

最近読んで面白かった漫画(2019年夏)

そろそろキングダムの新刊(ただしKindle版)の発売日かなーと思ってチェックしてみると、なんと来月ではないか。キングダムを読み始めてからずっと3ヶ月周期で新刊が発売されていて、このまとめの更新時期とかぶっていたんだけど、今回からずれてしまった。まぁ、こればかりは仕方ない。

さて、直近3ヶ月に読んだ漫画をまとめてみたところ、思いのほか新しく読み始めた漫画に当たりが多かった。同じ漫画の続きばかり読んでると新鮮味がなくなってくるので、次々と面白い漫画が見つかるのは本当にありがたいことだよなーと思う。

新しく読み始め

ワンダンス(1) (アフタヌーンコミックス)

ワンダンス(1) (アフタヌーンコミックス)

極主夫道 1巻: バンチコミックス

極主夫道 1巻: バンチコミックス

まどろみバーメイド 1巻 (芳文社コミックス)

まどろみバーメイド 1巻 (芳文社コミックス)

双子コンプレックス (1) (主任がゆく!スペシャル)

双子コンプレックス (1) (主任がゆく!スペシャル)

せんせいのお人形 1【フルカラー】 (comico)

せんせいのお人形 1【フルカラー】 (comico)

王様ランキング 1巻

王様ランキング 1巻

連載が始まるやいなや、いきなりWEBで話題になってたSPY×FAMILYが面白かった。話のネタ、キャラの個性、絵の巧さどれをとっても好みである。尻切れにならずに面白さが続けば良いなぁ。他に、医療モノのアンサングシンデレラ、ダンスに惹かれていく主人公を描くワンダンス、元ヤクザが主夫になるコメディ漫画極主夫道、日常系ミステリーじけんじゃけん!などなど、続きも楽しみな漫画ばかりで、なんともうれしい限り。

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図書館の魔女 再読

「図書館の魔女」の新刊情報、Twitterで流れてこないかなーと思って、ちょくちょくTwitterで検索をかけたりしている。そのおかげで、公式と思われるアカウントができていること、そのプロフィール欄で「霆ける塔 令和元年吉日発行」という、思わず小躍りしたくなる情報を目にしたりするわけなんだけども。

ただまー、今年も半分終わってしまったわりに、出版社からはまだアナウンスもないし、本当に発売されるのかどうかはわからない。

さて、検索結果には本を読んだ感想が多いのだけど、時々ファンアートなんかも流れてくる。もちろんその出来はピンキリだし、うまい!と思っても自分のイメージとは異なることも多い。

そんな中、このイラストを見た瞬間、おぉこれはまさに自分のイメージ通りだ!と思った。

で、ふと思ったんだけど、イラストにハルカゼが描かれていると、必ずといっていいほど眼鏡をかけている。そのことにまったく違和感はないのだけど、そういえば本文に眼鏡をかけているという明確な描写ってあったっけ?と気になってしまった。気になってしまったのでついつい1巻を読み始めてしまった。

すると、ハルカゼ初登場の場面で、鼻眼鏡をかけているというまんまな記述があり、読み始めるきっかけとなった疑問はいきなり解決できたのだけど、一度読み始めちゃうと止まらなくなっちゃうよね。えぇ、結局そのまま4巻まで一気に再読してしまいましたとも。

初読がちょうど3年前(文庫化されたタイミング)で、その1年後に再読をしていて、さらにその2年後にさらに再読。同じ本を繰り返し読むことって滅多にないんだけど、この短い間に再読を繰り返してしまうくらい魅力的な物語だと思う。今回の再読で、たぶん新刊に向けた復習にもなったと思うしね!

本当に素晴らしいファンタジー小説なので、未読の人はぜひとも読みましょう。

図書館の魔女 全4冊合本版 (講談社文庫)

図書館の魔女 全4冊合本版 (講談社文庫)

ピュアクライマー向けのワンデイレース

この記事を読んで初めて知ったのだけど、モンヴァントゥの山頂をゴールにしたワンデイレースが開催されていたんですね。

Mont Ventoux Dénivelé Challenge2019 終わりました

これはすごく面白そうだし、逆になんでこういうワンデイレースが開催されていないのか不思議に思ったくらいだ。モンヴァントゥとまで言わなくても、ピュアクライマーのためのワンデイレースってありそうでないよね?フレッシュ・ワロンヌがそれに近いかもしれないけど、パンチャーでもこなせるレースでもあるので、ピュアクライマーのためのレースとは言い難い。ステージレースやグランツールでおなじみの山岳コースを切り取った、峠が舞台のワンデイレースというものが存在しないのはなにか理由があるんだろうか。

ステージレースと違ってワンデイレースだと、他のステージのことを考える必要がないので、どのチームもクライマーとルーラーのみのメンバー構成でレースに挑むことができるはずで、純粋な山岳力でのちから比べになるだろう。まぁ、そうなるとグランツールで強いチームがそのまま有利にはなるんだろうけど…、それでも数日にわたるステージレースとは違って力の温存という概念は基本存在しないので、ワンデイレース特有のサバイバルレースになりやすいと思うし、かなり盛り上がりそうな気もするんだけど、どうだろう。

今回開催されたモンヴァントゥのレースは、どうやらプロツアーチームが3チームしか出場していなかったようなので、開催地の知名度ほどの派手さはなかったと思われる。ただ来年以降、レースに参加するプロツアーチームが増えるようだともっと化けそうだよね。俺も観れるものなら観てみたいって思うし。

というかですよ、ツアー・オブ・ジャパン富士山コースをですね、200キロくらいの距離のレースに仕立て上げれば、ピュアクライマーのためのワンデイレースとしてさぞ面白いものになるのではないだろうか。来年の東京オリンピックのロードレースがそういうコースなのでは?と思って確認してみたら、富士山麓を走るのはゴール前じゃなくて中盤なんだよな。これはこれで面白そうなんだけど、やっぱり最後はモンヴァントゥみたく登坂で締めくくるようなコースじゃないと、本当の意味でのピュアクライマー向けのレースとは言えないと思うのは素人考えなのだろうか。

その昔、日本でロードレースの世界選手権が開催されたあと、その場所でジャパンカップが開催されるようになったのと同様に、オリンピック後も富士山周辺を走るレースが大きなワンデイレースとして残ると面白いのにね。もちろん富士山がゴールで。あわよくばそのレースが国内初のワールドツアーレースになって、海外のピュアクライマーが集うレースに…なんてことになったら夢があるよね。簡単なことじゃないのはわかってるんだけどさw